kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

検定課外開始

2006-01-13 | Weblog
 今日から検定課外開始。しっかり勉強しなければ。

 せっかく時間を使うのだから受かるための最善の努力をすべきだと思う。勉強しなくて受からなかったのと最大限の努力をして受からなかったのでは意味が違う。結果は同じだがそのプロセスが全く違う。なぜなら「勉強をしなくて受からなかった」のは最初から逃げ道を準備している。「勉強しなかったから受からなかったんだ」っていう言い訳をすることができる。

 でもね、検定を受けるのにも受験料がかかる。その受験料は保護者の方が働いて稼いだお金なんですよ。2時間以上の労働の対価を無駄にして良いわけがない。自分で働いて手に入れたお金なら無駄にしても良い(良いわけではないが自己責任だから)。でもね、他の人が働いたお金を意味もなく使うのはやはり人として良くない。その辺の自覚は持たないといけないと思う。

 今の生活をしているのも保護者の方が働いてくれているから。携帯電話の使用料や食事代、学費もすべてその中から支払われている。そのことを当たり前だと思ってはいけない。やはり「感謝」の気持ちを持つべき。その気持ちがなければ、自分自身で働いて携帯電話の使用料や食事代を払うべき。その気持ちがなければ部活動をやっている場合ではない。部活の時間を自分自身の働く時間に当てて生活に必要なお金に当てた方がよいのでは。

 「部活があるから」というのを言い訳にするのなら部活動に参加してもらう必要はない。2週間、その時間を勉強時間に使って構わない。1~2時間他の人よりは別の時間に自分の時間を使っている。「部活があるから勉強ができない」のであれば、その逃げ道を無くしていかなければいけない。部活の練習よりも何よりも保護者に対する「感謝」と「責任」を感じてもらう方がよっぽど大切。

 本当に時間がないか?携帯でメールをする時間、テレビを見る時間があるのに勉強をする時間がないというのはおかしいのでは?検定のための勉強を自主的にできないのであれば、携帯の使用料は自分で払うべき。保護者が働いてくれたお金で支払われているものに対しての「責任」が欠如している。テレビはビデオにとって時間があるときに見ればいい。「今」でないといけないはずはない。

 なぜ、こんな事を言うか?これってやっぱり競技にもつながると思うから。練習で手を抜いて「もっと練習すれば良かった」なんてことを逃げ道にして欲しくない。2年生は最後の冬期練習なんですよ。その中で逃げ道を作ってしまったら最終的に得るものがない。自分自身納得して終われない。人生を生きていく上で逃げ道を作り続けることに慣れてしまうことは避けて欲しい。

 「陸上だけ」と言われる人間になって欲しくない。その場を離れたら選手としてでなく1人の人間としての評価を受ける。そのとき、「陸上をやっているときだけきちんとできる」と言われるのは寂しくないか?やはり日常の生活も最低限のことはやらなければ。1日中「他者の見本になる」というのはやはり難しい。楽しみたいときもあるだろうしね。「楽しいことをしてはいけない」と言っているわけではない。メリハリをつけて欲しいだけ。やるべき時はやる、楽しむときは楽しむ。この姿勢を忘れないで欲しい。

 この気持ちが選手に伝わることを祈る。
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