荏柄天神での「筆供養(ふでくよう)」に出かけました。
マフラーにマスクという重装備です。
「大御堂橋(おおみどうばし)」の先の鳥居から入ります。
参道を横切るように鎌倉宮行きの道路がありますが
右を見て、左を見て、もう一度右を見て
「初天神」の荏柄天神社は鶴岡八幡宮の古材が使われていて
歴史のある建物です。
例年より早く紅梅と白梅が咲き誇っていました。
30分前に到着したときは50人ほどでしたが
見る見るうちに150~200人に膨れ上がり
テレビをはじめとする報道陣や素人カメラマンの砲列があります。
多くの人が筆(書、絵筆、文筆業の鉛筆)を奉納に来られます。
待つうちに鶴岡八幡宮・吉田宮司を中心とした神官のお出ましです。
修拔に始まる「初天神」は
菅原道真公の御魂を慰めながら学問の神様にあやかる儀式でもあります。
清浄なものが周囲に漂います。
おそらくは精進しなさいという神の啓示なのでしょう。
火が高く上がっていきます。