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痛む原因って、そんなにいくつもあるの?

2012-07-30 07:00:00 | 健康 整体
仕事柄か、親指のあたりが痛い、という女性がこられました。
親指を内側に折り込むと親指あたりに痛みがあるんだそうで。しかも、両手に。

手首、とくに親指あたりですが、硬いところ、痛いところを刺激していって、その痛みは消えてくれました。
腱鞘炎のひどいものと違って、たった1方向だけに対して痛みがある、ということだったのでなんとかなったんでしょうけど。
それだけ傷んでいる筋肉も限られてる、ということなので。

さて、今回のブログで言いたいのは、手首痛と、腰痛とは別個のもの、という無意識の先入観なんです。
指を使いすぎた、とはっきりしているときに、「頚椎がずれてるからですね~」という先生はあんまりいないと思うんです。今回は事実、全身をやっても影響を与えることはできませんでしたが、腕、指まわりをほぐしていくと痛みは取れてくれました。

使いすぎて筋肉が傷んだ、または硬くなってしまった、だけ。なので動かしづらい。動かすと痛みを感じる。
なので、硬い筋肉を見つけてほぐしてあげると、また動かしやすくなる。動かしても痛くない。
というだけのことですね。

そうであるならば、なぜ腰痛のときには、話は大きくなってしまうのか?なんです。
もしかしたら指のときと同じように、どこかの筋肉を使いすぎたからかもしれないのに、やれ骨盤だ腰椎だ足の長さが違うからだ、と悪い点をいっぱい指摘されてしまいます。

でも、可能性としては、指痛と同じように、どこかを使いすぎただけ、そこをほぐしてあげたら取れてしまう腰痛だって、あってもおかしくはないんです。
逆にそういう腰痛に骨盤にアプローチしてると遠回りになる、ということです。


「いや、指は使いすぎて痛くなるけど、腰はそうじゃない。骨盤が歪むから痛くなるんだよ」と言い切る根拠があるのかな、ってことを疑問に思ってほしいんです。
指で起こることは、腰でも起こるんじゃないか。
指はこういう原因で痛くなるけど、腰は別の原因で痛くなるんです!というよりは、「同じ理由で痛くなる」と考えたほうが、ひとつの人体内で起こってることとしては普通のような気もします。

まあ、それが正しい、と断言するつもりもありませんが、ここに書いたように意外と思い込みってあるんだと思いますよ。
腰痛?じゃきっと「骨盤だ」ていう・・・。
そういうこともあるんでしょうけど。
指痛?じゃきっと「頚椎の歪みだ」と言った瞬間にこのお客さんの「職業」は飛んで消えていきます(苦笑)。
「ああ、この仕事だったら、指も腕も使いすぎてるんだろうなあ」と理解できれば、逆に「頚椎」は出てきません(笑)。

この人の普段の生活のことからしたら、「ここに負担かけてるような気がするなあ」と「理解」できれば・・・骨盤だって、でてこないのです。
一般的に、使いすぎ状態に追い込まれるのは、骨よりも筋肉ですから。
(フルマラソンを走りきったときには、足の骨や骨盤よりも、筋肉のほうが使いすぎ状態に置かれていませんか?)

もし、どこに行っても腰痛が変らない、のであれば、単に骨盤など骨に対して行っているアプローチを使った筋肉に切り替えるだけで効果が出るかも知れない、ってことなんじゃないかなあ、と思ったりするわけです。


今日もありがとう。
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