歩くと股関節痛に

今日、７月７日土曜日は幼稚園の行事のため、午後からはお休みをいただきます。移動中以外は電話はつながりますので、日曜日の予約等電話・メールをいただけたら幸いです。よろしくお願いします。

普段はなんともないんだけど、歩き続けると股関節が痛い、というお客様。
他にも歩き続けると膝が痛い、とか腰が痛い、というお客様がこられたりもします。

ちょびっとだけ、苦心するところです(笑)。
なぜかというと、「つらい症状を楽にしてあげられたら」と思ってるんです、僕は。
それで、「今はなんともないんだけど」と言われてしまうと、施術が終わっても「つらい症状が取れているのかどうか」の判断ができません。長時間歩いてもらうわけにもいきませんので(苦笑)。

で、どうするかというと、こちらで考えた「痛みのでそうな動き」をいくつかやってもらいます。
そのなかででた痛みは全部とっていく、なかでも長時間歩いたときと似たような痛みがあればそれはしっかりとやっていく。
結果的にそれらが取れてしまうと、長時間歩いても大丈夫なことが多いみたいです。

長時間歩くと痛い
のと、
同じ場所、同じような痛みの感覚がでる動作
があれば、それを解消すると、
長時間歩いた痛みも解消されていることがある。

ということですね。

この方は、仰向けで立てた膝を横に倒すとき。
座って、腿をあげて、その状態から膝を内側に入れ込むとき。
わざとゆっくりしゃがむとき。

この三つで歩くときと同じ場所に痛みやひっかかりがでてきたのでそれをやってとっていきました。


今は痛くないけど、歩き続けると痛くなる腰や膝や股関節や、というのはなかなかすぐには改善せず、長期間の通院が必要なケースもあるようです。
もしかしたら、「いま、痛くないのなら、どこが悪いのかわからない。なので、歪んでいるところを正してみる、痛いところを揉んでみる」ということになって「要因の箇所」にたどりつけていないからかも知れません(本当にそうかは僕にはわかりませんよ)。

だけど、こうやって、目の前で再現しうる動作があれば施術は一気にすすむはずです。

要因箇所も推測できるようになるし、効果がでそうかどうかも、判別可能ですから。

整体にはこうやって「動作を置き換える」という発想があればとても進めやすいですよ。


今日もありがとう。