まず、見させていただくのは、どの動作で痛みが発現するのか。
それを確認して、どうするのか、というと。
それで、考えるわけです。
「その動きに制限をかける(痛みを出してそれをさせなくする)ことで、誰が、つまりどこの筋肉が、メリットを得るのか。カラダはどこを守るために、その痛みをだして庇っているのか」
つまり、そこが痛いからには、痛いなりの理由があって、それはカラダを痛くしてあなたを苦しめるためではなく。あなたの体を守るためである、と私は思うんですね。じゃあ、守るときは普通、どんな反応や行動をとるか?
手を勢いよくぶつけてしまった時。とっさに手を体の中央に持ってきて反対の手で覆うようにしたりしますよね。また、腹痛のときも体を丸めた姿勢に自然となってきます。痛いところを中央の、より奥へと持ってきてそこを庇うわけです。もし、あなたが腰痛で、腰を伸ばす、つまり反るほうが痛いなら、それは背中を丸めてお腹を中に持ってきていることを暗示している、と観ることができます。下痢をしてトイレに駆け込む時と姿勢が似てるでしょ?その場合、体はお腹を庇っているのであって、その必要がなくなれば、腰はまた伸びてきます。このケースでは、痛む腰は後にしてでも、お腹を徹底的に緩めてあげれば、腰も一気に楽になると思います。
そもそも、なんのために痛いのか?腰が痛いから「腰が悪い」のではなく、もちろん、腰が欠陥品であるはずもなく、それ以上、体が壊れないようにするブレーキがかかっているのだ、と。要は、どこがブレーキをかけているのか、を探せばいいわけで。あとは、その場所をケアしてあげれば、痛みはブレーキをかける必要性を失って、勝手に消えていきます。車でたとえるなら、サイドブレーキをかけたままなのを忘れてアクセルを踏み込んで「なんか、自由にうごかないなー」と言ってるようなもんだと思うんです。で、私が、あちこちでかけられてるサイドブレーキを解いて回る、それだけのことなんです。
(あなたではなく)体自身も痛いことは嫌なはずです。それなのに、我慢して痛みを出してくる。それは何故か?痛みをだして、「それ以上その動きをしてくれるな」と言ってるんです。なぜなら、いま傷んでいる場所がもっと壊れる可能性があるからです。だから、、、(あなたではない)どこかの場所が悪いのではなく、体のどこもかしこも、あなたを守るために最大限の事ことをしてるわけです。
ここだけの話、本当に内緒の話(うちに来てくれている人にも教えたくはないのですが)。私は、お客さんの施術をしながら心の中で「どこそこの痛みさん(腰にいらっしゃる痛みさん)、いままで長い間この人を守ってくれてありがとう。もう大丈夫だからね」と最低でも一回は呟くようにしています。「痛みを消し去ったり、邪気を払い落としたり」というスタンスよりも、それ以上体が壊れるのを今日まで防いでくれた痛みさんに、まず一声(心の中で)かけてから、施術させていただく。それが私の密かなスタイルです。
アクセス数を上げるために当コミュニティサイトに登録しませんか?
http://profile.zmapple.com/cgi-bin/profile.cgi
より多くのひとに貴方のブログを見てもらえます。
参加するにはこちらからが便利です
http://profile.zmapple.com/cgi-bin/profile.cgi?mode=edit&title=%82%D9%82%CC%82%DA%82%CC%82%A9%82%A2%82%C2%82%A4%93%FA%8BL&address=http%3A%2F%2Fblog%2Egoo%2Ene%2Ejp%2Fkaituu%2F
お問い合わせはコチラから
http://profile.zmapple.com/cgi-bin/fmail/cmfmail.cgi
永年、付き合っている「コリ」には妙な愛着を覚えたりして。
最近、出だした「コリ」には「若いのまだまだやな」とかつぶやいたりして。
なんか変でしょうか。