医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

それ行け!

2024-06-13 04:20:58 | 薬局
作るのは勝手だが、やるかやらないかは別物だ。

先日(11日)の経済財政諮問会議に「経済財政運営と改革の基本方針2024(骨太の方針)」の案が出てきた。
正直なところ目新しい内容は感じられない。
基本的にはコロナ禍で出遅れた今までの政策の立て直しって感じのように思う。
もしそうなら、出遅れ分を取り戻すには通常の倍以上の労力を必要とする。
その労力を担うのが現政府となる。
ここに期待は持てない。
強力なリーダーシップが感じない。
いつまで維持できるのかの安定感もない。
借金だらけの財政からプライマリーバランスの改善の糸口が見えてこない。
いつまで続く借金の返済先送り。

リーダーには強くあって欲しいものだ。
何があってもいったん口にしたことは命を懸けてやり通す。
間違ったって、失敗したっていいじゃないか。
”人間だもの“
そして本当に命を取られることはないと思う。

日本薬剤師会の理事候補の2名が削除された。
その良し悪しは私には分からない。
ただ、これからの時代は大きな改革が必要になる。
今までのルールでは通用しない。
そんな時に多少の波風があってもいいと思う。
今までと同じように飼いならされた価値観では乗り切れない。
いったん口に出したことに命を懸ける…そんな無責任なことを言う私は非会員である。

「骨太の方針」で気になるのが来年も薬価の中間改定があるのかどうかだ。
どうもありそうだ。
あるメディアには「骨太の方針」では「具体的なあり方を検討する」となっているそうだ。
探したが見当たらない。
どちらにしても薬価差益は無くならないが少なくなることは確かだ。
そうなると生き残り策は限られてくる。
患者数を増やすか、開拓するか。
開拓とは新しい分野からの獲得を目指す。
もう1つは付加価値の引き上げである。
ここは調剤技術料に尽きる。
「調剤基本料」にかかわる加算は全て高い部分への挑戦は当たり前、その他にも薬剤師としての腕の見せ所を見たいものだ。
”高くても感謝されるサービス”の在り方を真剣に考える時代は近い。

いったん口に出したら最後までやり抜く勇気と根性を持って取り組んで欲しい。
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