医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

迷惑千万

2024-09-14 04:13:33 | 薬局
発信は1つでも”十人十色“で解釈されては現場が困る。

今回の調剤報酬は極めて分かりづらい。
もちろん自分の理解力の衰えもある。
経過措置があるとタイミングがつかめない。
新しい報酬も制度が複雑なので、どれが当てはまるのか疑心暗鬼に陥る。

新しく登場した「医療DX推進体制整備加算」の報酬が変わる。
薬局の場合はマイナ保険証の利用率によって7点、6点、4点となる。
しかも2種類の利用実績からの選択性だ。
その2種類の算出方法が全く異なる。
まったくと言っても分子は同じで分母が違う。
分母が違うとまったくになる。

未だに未整備な在宅は蚊帳の外に置かれている。
患者宅に顔認証付きカードリーダーを持参しなければならない。
それは無理じゃないか。
どうしたらいいんだ。
在宅に貢献している薬局が損を見る。
対応を考えてからやれよ。

薬局には患者の利便性からドライブスルー方式による受け渡しがある。
どう考えてももう1台必要になる。
そこまで考えていたのか。
追加で買えというのか。

小児科の場合は子供医療の受給者証みたいなのが主流になっている。
マイナ保険証では使えない。
子供医療の受給者証の廃止とマイナ保険証への移行を先にしなきゃダメじゃないか。
これも難しい問題だ。
そもそも子供の顔認証は大丈夫なのか。
我が家の孫の顔も逐一変化している。
もちろん“かわいく“だ。

10月から始まるのが「選定療養」だ。
生活保護受給者の疑義解釈は出たが、その他はどうなるのだろうか。
早く連絡しないと始まっちゃう。
中途半端な「医療上の必要性」に関しては、具体的な事例がないと判断できない。
今までだって生活保護受給者には先発医薬品が出されていた。
これは「医療上の必要性」だったのか。
ある面での権利になっている。
現場で暴れられると困る。
ちょっと本気度がうかがえない。

この辺の問い合わせはどこにしたらいいのか。
路頭に迷って困ると当社に連絡が来る。
当社は厚生局でも支払基金でも厚生労働省でもない。

そうぼやきながら社長は方々に連絡しながら確認している。
横で私は”知らんぷり“している。
コメント
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