医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

さぁ、いがいに見える

2024-09-05 04:00:09 | 薬局
ちょっと嫌な感じがするが大丈夫だろうか。

鹿児島の薬剤師からマイナンバーカードの読み取り機器につながったパソコンから「災害時医療情報検索」なる項目が追加されたそうだ。
試しに自分のを検索してみたそうだ。
すると薬や健康診断情報が閲覧できでてびっくりしたらしい。

どうやら今回の台風10号の影響で、患者がマイナンバーカードを持参出来なくても薬歴情報などが入手できるように特例的配慮らしい。
患者の被用者番号や氏名、生年月日、性別などでも検索可能となっている。
確かに、避難する時にお薬手帳など持たない。
マイナンバーカードも普段は持ち歩かないと思う。
そんな時に薬がないと困る。
詳しくは分からないが、災害時の期間限定での対応となる。

ただ何だかそれて不安になる。
国が個人情報をコントロールできるってことになる。
もちろんマイナンバーカードは国が個人情報を把握するためのものだとは思う。
しかも薬局のスタッフが任意で調べることが可能な気がする。
たまたま知らせてくれたのは薬剤師で、しかも自分ので試している。
「ちょっとあの人が気になる」なんてことで検索も時と場合によって閲覧できるのか。
もしそうだとしたら何だか嫌な感じがする。

マイナ保険証に関しては、先日もブログに書いたが利用されていない。
ここが普及しないと次の電子処方箋につながらない。
電子処方箋につながらないとアマゾンが困る。
ある面では今の体制が続くことになる。

話は飛ぶが調剤業務の一部外部委託が始まった。
委託薬局からNSIPS仕様で処方データを受託薬局に飛ばす仕組みになるようだ。
きっとここでは実験的に遠隔調剤監査も取り入れられることだろう。
厚生労働省の予算に組み込まれている。
さらに一包化だけの業務委託では現実の調剤対応は難しとなり、実験的に全面委託へとなるような気がする。

あるメディアの記事によるとアマゾンは現時点での調剤業務の一部外部委託についてやる予定はないそうだ。
ただ、電子処方箋がある程度普及した段階は現時点ではない。

QRコードにもついて行けない私が心配することでもなさそうだ。
コメント
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