医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

要らぬおせっかい

2024-01-10 04:56:08 | 薬局
間違って仕入れた売れ残りの在庫品は原価割れでもたたき売り。

マイナ保険証利用促進策がすでに始まっている。
ご存じの通り昨年10月の利用率を基に増加率に応じた支援金が出る。
50ポイント以上なら1件ごとに最高で120円が支給される。
その詳しい仕組みは12日のオンライン説明で確認して欲しい。
正直なところ、私にもよくわからない。
こんなどうでもいい支援策には納得感がない。
ただ皆さんにとってはありがたい仕組みである。
積極的にマイナ保険証の利用率アップを検討する必要がある。

単に、薬局スタッフに「やってください」だけでは利用率アップは望めない。
具体的に、受付時の対応などちょっとしたロールプレイが必要な気がする。

ところで、1件につき120円ということは、1日の処方箋応需枚数が100回あると12,000円になる。
1ヶ月が25日稼働と想定すると30万円にもなる。
ウソみたいな話じゃないか。
ここまでしないと進まない仕組みもどうかと思う。
まるで売れると思って仕入れたが、さっぱり売れない売れ残りのたたき売りのようだ。

目標ポイントには5%、10%、20%、30%、40%、50%とある。
この50%は確実に手が届く。
ベースになる昨年10月の実績は少な過ぎて意味がない。
他の目標は要らないんじゃないのだろうか。

この国は惜しげもなく大盤振る舞いだ。
せっかくだからもらえるんだから、もらえるだけもらうがいい。
後々の世代がちゃんと支払ってくれるんだから心配いらない。
しかも仕組みを作った人はもういないかもしれない。
いや、確実にいない。
そうなると、だれの責任でもない。

私個人的にはマイナ保険証の利用率が低い医療機関へのペナルティーの方が有効じゃないかと思う。
例えば30%以下なら1点が9円になるとか・・・ってね!
コメント (10)
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