医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

Kaeの教訓

2024-01-21 03:37:05 | 薬局
しばしの手抜きにお付き合いください(その7)

さて、このシリーズも今日で終わる。
ちょっと私用で留守にしていた。
とりあえず、最後になるので私的な生き方のポイントを紹介したい。

小さな時におやじに言われた”何でもいいから日本一になれ“を常に目指していた。
日本一にはなれなかったが、小さな一歩は踏み出せたように思う。
そのためには“鶏頭牛尾”だった。
大きな組織の首や胴体ではなく、小さくても頭になる。
本当に小さな頭にしかならなかったが、頭には変わりない。

“経営者の心得”とは“KAEの原理”だと信じている。
すでにご承知のことかと思うがKは知識である。
あらゆる知識は全ての発想のヒントにつながる。
専門バカは融通が利かない。
頭を柔らかくするには幅広い豊富な知識が大事だ。
そのためにお薦めなのは本を読むことだ。

次にAは能力である。
経営者にはいろいろな能力が必要となる。
これは持って生まれた部分が多分にある。
それが個性かもしれない。
後継者に息子がいいかどうかは能力次第である。
安易に息子に家を継がすなどは勘違いもほどほどしい。
だからダメになる。
身を持って感じている。
能力のあるものを採用することが肝要である。

Eは経験となる。
不測の事態に対応できる豊富な経験が大切となる。
因みに、経験には時間を要する。
これらのどれが欠けても経営者は失格である。
 
さて、問題はどうしたらKAEを強化できるかであろう。
答えは本を読むことである。
本はあらゆるジャンルが好ましい。
それによって知識が増えてくる。
本を読む事によって擬似ではあるが経験も積める。
経験は買うことが出来ないので本による擬似経験には価値がある。
最後の能力であるが、これは何でも自分で背負い込まず人の力を借りる事に尽きる。
自分に足りない能力を謙虚に知る事が大事で、後はその能力を持った者に託す勇気があればいい。
猫でもインコでもカワウソだっていい。
先ずは己を知り、自分に出来る事を確りやることだ。


コメント
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