花ごよみ

映画、本、写真など・

さよならの儀式   宮部みゆき

2020-05-19 | 本 ま、や行(作家)

さよならの儀式

8編の短編からなる作品。

「母の法律」
母の法律「マザー法」。
虐待を受ける子供とその親を救済。
記憶沈殿装置で記憶操作、
それでも救えない家族。

「戦闘員」
孤独な老人が
防犯カメラの
侵略者の影に気付く。

「わたしとワタシ」
45歳のわたしと、
30年前のワタシとの出会い。

「さよならの儀式」
一緒に暮らしてきた
仲良しロボットの廃棄処分、
ロボットとの別離。

「星に願いを」
漂着した宇宙人が妹に入り込む。

「聖痕」
ネット上での少年Aは、
特別の存在に。
遺伝子上の父が息子を調査。

「海神の裔」
日本の小さな村に、
「屍者」のトムさんがやってきた。

「保安官の明日」
保安官の再生。


それぞれのさよなら、心の変化...
宮部みゆきの感性、
らしさが見え隠れする
不思議な作品でした。

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