花ごよみ

映画、本、写真など・

THE 有頂天ホテル

2006-01-12 | 映画
         

 大みそかの名門ホテルを舞台にした群像劇。 
 そのホテル内で起きてしまう予期せぬハプニングの数々。 
 新年までのカウントダウン。
 監督は三谷幸喜。
 監督作としては『みんなのいえ』から4年ぶり、
 舞台は迷路のようなホテル。 
 
 多数の人物がそれぞれの 
 ストーリーを 展開しながら、
 一つの作品を生み出すというような映画で、
 試写会の司会の人によると 
 「グランドホテル形式」というそうです。
    (グランド・ホテルは1933年に公開されたハリウッド映画)

 どこを切っても笑いが出てくるような・・・
 三谷幸喜監督の頭の中は面白いアイデアが 
 あふれるぐらい一杯入っているような気がします。 

 それぞれのハプニング、エピソード同士が 
 もつれたりほぐされたりしながら、 
 物語は展開していきます 

 そこには計算された笑いがいっぱいつまっていて、
 これだけ面白いと、ストーリーがいいとか悪いとか
 そんなことはこの際、どうでもよくなってきます。 
 
 視覚的にも奇抜でばからしくって 
 思い出してもおかしいです。 
 
 最近では映画でこんなに笑ったことはない。
 
 キャスティングの豪華さも 
 この映画を一段と華やかなものにしています。 

 とにかく楽しい映画です。 
 
 でもこんなに落ち着かないホテルは 
 宿泊するにはどうかな。 
 
 オダギリ ジョーに注目!!

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする