花ごよみ

映画、本、写真など・

スタンドアップ 

2006-01-15 | 映画
    
   監督は女性監督のニキ・カーロ。
 
  夫の暴力に耐えきれず離婚して 
  シングルマザーになったジョージー(シャーリズ・セロン)は 
  2人の子供を抱え、少しでも高い給料を得るために鉱山で働く。 
 
  そこは未だ閉鎖的な男社会の職場で、 
  耐えられないほどの、虐待、嫌がらせを受ける。
 
  目をそむけたくなるようなセクハラの悲惨さ。 
  彼女の周辺の女性達の弱さ……
  頼れるもののない中で、
  それでも職場を辞めようとはしない、 
  ジョージーの精神力の強靱さ!! 
 
  10代でシングルマザーとなって、
  ふしだらな女と周りから見られているが…
  でも、これも複雑な事情があって……

  たとえ汚れ役をしても、 
  キリッとした美しさは変わってない・・・ 
  法廷のシーンなど毅然としていて、品格さえ
  感じ取られるほど。
 

  ジョージーのまっすぐな生き方は、
  徐々に肉親の愛情を取り戻し、 
  周囲の人々の考え方をも変化させていく。 

  法廷でのシーン、ジョージーにとって
  うまくいきますようにと心の中で念じてしまいます。 

  主人公の一生懸命な生き方、 
  母親としての深い愛情、強さに感動しました。 

  この映画は男の人には少し居心地、悪いかな??
コメント (10)
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