Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

サックス徒然

2009年02月28日 02時39分48秒 | Weblog
10kgダイエットでバリトンサックスを買おう!!!、って話は、風前の灯火。目標体重82kgなんですが、グルメを止めて、一時は89kgが、今はなんと94kg超。これならプライドのヘビー級に出られるって、もう無いか?!
最近、フュージョンてのもいいかなと思い、やっぱりアルトサックスが必要、じゃどれにしようと、例によってネットサーフィン。
カドソンはアンティークサテン、ブラックニッケル売りたいみたい。売れ筋って事なんかな?ヤマハはジャズやるなら82Z?あるいは石森モデル?柳沢も色々あるし。ステファンハウザーって、結構かっこいい名前!ポール・モーリアもあるし、キャノンボールも。
柳沢は以前持ってたけど、野太い音がして、イメージがもう一つ合わなくって、お付き合いは一向に深くならなかった。結局は修理代が払えず、手放したっけ。全面オーバーホールする必要性があるのに、それが分からないくらいほとんどさわってなかった。要するにこの楽器とは縁がなかったんでしょうね。
さて、楽器を選ぶ条件。
まずは自分の出したい音のイメージをしっかり持つことでしょう。でも、私にはこれが無い。トホホ。一流のプレーヤーの音は皆よく聞こえてしまう。勿論、生ならPAの性能、録音ならその状態、再生装置に大きく左右される。演奏する箱の状態にも当然影響される。それに骨伝導ありなしにもよる。自分が演奏して聞こえる音と、聴衆が聞いている音の乖離。うーん、考えれば考えるほど哲学的になってくる??と言うわけで、結局は自分が吹いていて良いと思う楽器が一番良いって事になるんでしょうね。プレーヤーにとっては。
所詮、回答は明確なものでないので、思いこみ、思い入れの入る余地がいっぱいある。そこで、楽器の値段(高ければ高いほど良い??)、メーカー、一流プレーヤーが使っているから?見栄え?と、段々音自体には関係のないファクターがどんどん入り込む。楽器自体のみならず、周辺機器(?)マウスピース、リガチャー、リード、果てはねじやストラップでも音は変わる(そうな)。
北村英治氏の現在使用されている楽器、これは何度も申し上げましたが、ホントにすばらしい音がします。一流プレーヤー、T氏やS氏が、体全体が鳴っていると表現したのもよく分かります。北村氏はPAでもリバーブなどを入れないで演奏します。
Malta氏のセルマーのシルバーソニック、プラチナプレート、これも実際、生で聞いてみるとすばらしい音がします。
伊東たけし氏は同じ楽器を、まだ次ぎ入荷するからじっくり選べば?と言う楽器屋さんの薦めも聞かず、最初に吹いた楽器にビビっと来て今のモデルを買ったそうな。選び抜いた楽器もすばらしければ、一目惚れもすばらしいって事かな?トッププレーヤーにかかれば。
さて、テナーを3本持っているのですが、Selmer Superaction 80 SeriesⅡにGoldplateのネックをつけてルものは、イヤらしいサックスらしい音がしますが、吹きづらい。台湾製カドソンのT902AS、吹きやすく、はじめは気に入ってましたが、高音がイメージが合わない、それに、全然楽器を知らない、ビンテージもしらない知人に、あんなボロの楽器を使ってるのはお気の毒、とまで言われたこともあるためか?何となく疎遠になったりして。これって、やっぱり彼女選びと一緒だったりして。カドソンT-901BN,これは美人です(試奏もせず、ネットで購入。佐藤達哉選定モデルだけど。まあ、写真だけでお見合いで結婚するようなもんだけど、今一番気に入ってます)。でも、音が硬質で、って、マウスピース変えたらだいぶよくなった。みんな綺麗だっていうし・・。テナーの音のイメージとしては、ちょっと違うかもしれないけど、って、やっぱり見栄えが一番になってる。実はカドソン、とにかく吹きやすいんです。Selmerに比べて圧倒的に。タッチも音程も良いし。んで、アルトサックス、ブラックニッケルモデル、良いかもーってのが最近思うこと。ただし、吹いたことなし。テナーはずっしりした低音で、ある程度芯のある音がほしいし、アルトは、柳沢のように太い音はあんまりほしくないような・・・。それならヤマハがいいかも。セルマーはあまり眼中にありません。私には持ち替え楽器だし。カドソンのサテンゴールド、これも綺麗!!って、やっぱり外観で物言ってる。そうそう、ランポーネって言うイタリアのテナーサックス、ホントにきれい。外はサテンシルバー、中がつるつるの銀メッキ(goldだったっけ?)でも、シルバーメッキのサックスって良い音するんでしょうか??ぼーっと言う音がするんじゃないか。それにイメージキャラクターのサックス奏者、自分では使ってないようだし。でも、三木楽器が82Zのシルバー仕様出してるし、そんなに悪くないかも。って、やっぱり外形に惹かれる。でも、最初見たときは、シルバーはゴールドと違って服を選ぶし、なんて考えていたんだから、外観に関する美意識も相当低いんですが。Rose woodのクラもよさそ・・・、なんてまだ懲りずに言ってる。
今度、東京に行くんですが、東京駅から中島楽器までは片道1.5~2時間くらいはみておく必要が有りそう。ちょっとつらいなー!でも、一度は行ってみたい。
大阪の十字屋ハービス・エント店にもいくつか置いてあったけど、試奏室が響きすぎて・・・・。
と、悩みは尽きないんですが、一番の解決法は、テクニックの向上、これに尽きる、というのはよく理解しているつもりです。トホホ。
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