Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

ビリー・ホリデイ・・・・多忙な中で

2008年04月04日 23時18分18秒 | Weblog
今まで、ビリー・ホリデイのCD,映画、ビデオなど、みたことはありますが、どこが良いのか全くわかりませんでした。しわがれた声で、レスター・ヤングとブルースをやっているシーンも見ましたが、????
ここんとこ、多忙で、外にライブにも行けない。そんな中、昔ゲットした、読んで聴くCDマガジンのシリーズを、やっと今頃になって聴いているのですが、その中に、ビリーの”They can't take that away from me”があるのを見つけ、聞いてみました。なかなか録音もいい。彼女がフェイクして歌っているの、いいじゃないですか!リズムの取り方も。この歌は、昔から結構好きで、最近ではロッド・スチュワートのアメリカン・ソング・シリーズで聞いたり、YOKOさんの歌で聞いたり。ガーシュイン兄弟の作で結構古いのに、魅力的なコード進行です。さて、ビリーが歌うと、元歌があんまりわからないくらいフェイクしている部分があって、結構新鮮。ちょっと、彼女の歌の良さが解った気分になりました。
昔、チャーリー・パーカーでいいと思ったのは、ジャスト・フレンズくらい。要は聞きやすい、わかりやすい曲が好きだったんですね。勿論、いま聞いても素晴らしい演奏ですが、破壊的とも思えたパーカーの曲が好きになったり、ビリーの歌がジャズ・ボーカルとしていいと思えたり、と多少の進歩はあるようです。でも、やっぱりジェーン・モンハイトが好きだったりして。
ジャズは一筋縄ではいかない、努力が必要なジャンルですが、ジャズマンが一生をかけて自らの演奏を磨いていくように、聞くほうもいろんな演奏を一生かけて聴かないといけない。厳しくも、お金のかかる、そして儲からない世界だとつくづく思います。ジャズを始めたころ、ジャズ評論家の本を何冊も買い込んで、今また読んでみて、いいこと書いてる人もいればいい加減な本もある。
アメリカに行った時、ジャズの本を買ったけど、英語で書いてあって、結局殆ど読まなかったの、今、引っ張り出して読んでみるか??!それはないですけど。
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