Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

可愛そうなクランポン

2011年04月23日 01時37分03秒 | Weblog

ビュッフェ・クランポン社製のクラ、ベルがプラスチックのこの楽器、製品名は不明。売った主も覚えてない。兎も角、それなりの値段で買ったんだが、直後にYamaha Custom 英治モデルがきたため、完全にお蔵入り。見栄えも良くないし(ロゴが小さくて読めない。ベルがプラスチックなど)。でも、意外に吹きやすいんだけど、音が良いような悪いような、と、飼い主からは冷たい仕打ち。それでも、今でも持ってます。R13近辺のものだと思うんだけど。これにアレキサンダー・ウィルシャーのマッピを付けて吹くと、結構良い音がするような。其れならと色々マッピをとっかえひっかえ吹いてみた。まあ、暇なんでしょうね。結構良い音するんじゃないか。運指も感じ良いし。と、修理にも出さずホッタラカシの割には、良い感じ。これなら、バレルとベルを換えれば、今プロにはやりの重厚なサウンドになりやせぬかと思案中。出来ればジャンク品をゲットして、お安くチューンアップしたいんだけれど。この楽器は纏まった音がするような気がするんだが。以前は大きい音を出すと、詰まるような感じがあったんだけど、最近、どでかい音が出せるマッピでも結構良いような。

ルブランのBlissクラリネットを買って、そのバレルとベルを付けたらどうなるか、なんて、まだ、新しい楽器、欲しいです。クランポンのプレステージも良さそうだし。Yamaha V-masterもぶっとい音出るし。この前吹かせて貰ったSelmer、結構良い音だったし。見境無き欲望ですな。

 


クラリネットのマウスピース

2011年04月23日 00時59分33秒 | Weblog

この際、自分の持ってるラバーのマッピ、全チェック、と意気込んで(直ぐに萎えたが)色々吹いてみた。当たり前の話ながら、リードがマッピに対して堅すぎる時には音は不良となる(逆も同じ)。このマッピ、駄目と思ったら、柔らかいリードに換えてみることも必要。リードの先端とマッピの先端の位置関係も重要。先端が髪の毛程度に見えるくらいと仰るが、これも中々難しい。リガチャーの位置も同様で、堅いリードの時は奥へ、柔らかいときは手前へ、と言うが、必ずしもそうとは限らない。やっかいなのは、リード自体の経時的変化。リードの最初の取り扱いにも諸説ある。これだけでは足りないだろうが、こういう事を理解した上で、さて、挑戦、と言っても、実は、よく見ればテーブルの上にずれて置いていたりするからやっかい。小さな音で吹いたとき良いと思っても、大きく吹くと駄目だったり。更に、これはプロから笑われそうだが、アンブシャーの強さは、素人は最初と途中と最後ではどうも可成り違う様である。2.5で初めても、段々音が鳴らなくなり、アラマ不思議、3ならOK?!何とも多数の不安定要因を抱えながらのリード選び、マッピ選び、リガチャー選び、いくら時間があっても足りない。

さて、今をときめくアレキサンダー・ウィルシャーのマッピ、近頃、これをもっぱら吹いているが、音が出にくい時も。まあ、上記諸条件に大きく影響されているんでしょうが、兎も角、纏まった音がするような。4年前に北村氏から戴いたYamahaのマッピ、二つ、これはテーブルの格好が全然違う。でも違いが分かりません。グスン。それでも、共にプロは3をお遣いだが自分は2.5のリードで吹けるようになってきた。Yamaha、大きな音がする。いや、驚きました。と言うわけで、吹きやすいと言うコンセプトのYamahaをこれから使ってみます。やっとここまでたどり着きました。4年かかった。

ついでに、沢山買ってあるマッピも少々吹いてみた。ガラスのマッピ(バンドレン製)吹けなくて放っておいたが(昔早稲田の学生さんも高いマッピなのに・・・、と、似た様なことを言っていたのを聞いたことがある。藤家虹二氏も確かグラスだったっけ。どこ製かはしりません。)、なんとか吹ける。5JBこれも、適切なリードを付ければ、バカでかい音だけのマッピじゃ無さそ。そういえばと、アレキサンダー・ウィルシャーのマッピの基になったバンドレンB40,昔、北村氏がチューンアップしたものを戴いたのを吹いてみると、楽に吹ける。Tip railを削ったとかおっしゃってたが、なーんにも解らない私は、早速B40を購入、なんと、彫刻刀で削ってオシャカ。その他、プロファイルとか色々10種類以上もあるある。昔は、試奏させてくれるなどつゆ知らず、同じマッピを複数個買ったりしてたっけ。未だに、マッピ、リードに対して、大した見識があるわけでもないが、昔は訳も分からず、あれも駄目、これも駄目と、下手をマッピのせいにしてたって事ですね。今は、あの頃よりはマシだけど、混乱は同じ。

 

北村氏は、現在リコーのリードをお使い。又、これが色々出ていて、Filed cut,Unfiled cutなど色々。悲しいのは、その差が、私には解りませーん。それでも懲りずに、家はリードが一杯。アレキにリコーのリードを付けても音は出る。って、あたりまえかー??

と言うわけで、リードの選択に迷っている貴方、吹きにくいと思ったら、まずは柔らかめのリードに換えてみましょう。リードはちゃんとセットしましょう。それから、いろんなところで吹いてみましょう。リードの慣らしについては、諸説あるようですが、時間がある人は兎も角、無い人は、参考になるのは、やはり北村英治氏の説明が一番じゃないでしょうか。と思って、サイト確認のためチェックしたら、あちこちで引用されていました。流石です。

http://www.y-m-t.co.jp/rico/medialibrary.html


さよなら ミス・ワイコフ

2011年04月23日 00時25分08秒 | Weblog

以前も書いたが、この映画、未だにDVD化されていない。と思ったら、

http://www.learmedia.ca/advanced_search_result.php?categories_id=&keywords=good+luck+miss+wyckoff

に2010.7月よりあるそうな。

そもそも、クレイマーvsクレイマーと同時上映していたのを見たことがある(封切館ではない)。アメリカの保守的な田舎町で、優秀な女性教師として、尊敬されていた主人公が、実は性的には極めて未熟で、34歳、更年期となった時も処女のママ。更年期症状を改善するためには、恋をしろと、幼なじみのDr.に勧められ、子供じみた恋をしようと努力するが実を結ばない。ある時、黒人の学生に教室でレイプされる。以後は合意の元での性交渉を教室内で繰り広げ、やがて、其れが世間にOpenとなり、云々という映画。

ここでは、 1.アメリカの保守的な田舎町(性道徳も保守的) 2.尊敬されていた優秀な女性教師は実は、性的に未熟どころか、34歳でもう更年期。 3.いろんな相手と恋をしようとして、自分の職場(学校の教室)で、特待生の黒人にレイプされる。 4.二度目からは合意の基に教室で性交渉 5.黒人学生は遂にスチームの蒸気を突然、女性の胸に当て、熱傷を負わせる。当然、サディズム的行為を示している。 6.悲鳴を上げれば、学校内の人が集まり、黒人学生との性交渉は白日の下にさらされる。当然、石もて追われる身となり、特に田舎町での面当てはひどかった。そして田舎町を去っていく。という、いくつかの対比をを組み合わせた筋書きのこの映画、クレイマーvsクレイマーより、ずっと面白かった。性描写が迫真的、というのは兎も角として。結構有名な俳優が出演しているこの映画、何故DVD化されなかったんだろうか?

この映画は、日曜映画劇場でも放映されたが、この時は色々カットされていて、映画の纏まりを欠いていた様な印象だった。この映画以後、ノーカット上映が やっぱり映画では必要と痛感しているその後、偶々調べてみたら、ビデオは中古レンタル用だったのが16000円、あるいはそれ以上の高値で売買されている。DVD化はされていない。その後、とんと見かけなくなったこの映画、人種差別その他の問題があり放映禁止となったとかならなかったとか。

この映画、確かに性描写は、あの当時露骨だったかもしれないが、アメリカの深層を描いており、良い映画ではないかと思っていたが、こういう状況であった。今回、調べてみたら、VHS(古!!!)の中古を探せとか色々書いてある中、上記サイトにヒットした。値段は27.99ドル。英語のみ。

日本人にとっては、アメリカの人種差別問題の深さは中々解らず、その為に発売されなかったのかどうかも不明だが、やはり、DVDで再発されたのは、この映画、やっぱり、良い映画だからじゃ無いんだろうか??何れ、この映画、吹き替え版復活で日本でも再販されると思う。

因みに、この主演女優は48歳くらいの時に34歳のヒロインを演じ、性描写も体当たりだったそうだが、その後、活躍しなくなったとか。