谷口英治氏のCD表題となった”Seems like old times",
と言う曲、大阪ロイヤルホースで、初めて聞きました。家に帰ってからも、CDで、i tuneで良く聞いています。簡単な曲なんですが、妙に気になる。
てな訳で、ネットサーフィン。
古い曲のよう。
19年の映画。
アニ・ホール
その他その他。
新アルバム、最初のこの曲、クラ吹きには気になる所。何処がかというと、最初から三つ目の音、歌詞でいえばOldの部分、グリッサンドしています。
クラで最低のファの音の1オクターブ上。通常、左親指で後面のキーを押さえる音(10と12を左示指、左親指で押さえる)。これをグリッサンドするってのは,一寸無理・・・・・。さて、どうしてグリッサンドするか?
そんなの簡単じゃん、と仰る方は、よくご存じの方。
始め、私は解らなかった。
どうして出すか、回答は、多分、左示指で10を押さえておいて、右示指で、10bis(レバー下から3番目。下から7.8.10bis.11))をゆっくり押さえること,だろうと思います。
他の方法があるかどうかは知りませんが。
何せ,私は,クラリネットを、まともに習ったことがありません。教則本も,買ったものの、行方不明。
偶に,北村氏に、教えを乞うたり、最近では、鈴木氏に,低音での左と右小指の使い方を教えて貰ったり、後は,無手勝流で、ライブハウスで演奏、技法をドロボーする。だから、ライブは途中で鼻提灯と言うことは殆どありません。
採譜、1時間くらいで、早速演奏。
この曲、妙に魅力的なんです。
クラリネットは、華やかな音がするわけでもない。どちらかというと,とても地味な楽器。スウィング時代に、ベニーグッドマン、アーディー・ショウ等が人気を博した時代から幾星霜、今や時代は、サックス、トランペット、ピアノ等々。クラリネットに合う曲というのは、意外に探すのに骨が折れる。
プロのジャズ・クラ奏者が,曲をどのように演奏するかは聞いていて面白い。どんな選曲をするかについても興味津々。
逆に、鈴木孝紀氏の様に、First CD,全てオリジナル、ってのもインパクトがあります。
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