Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

6/17 鈴木孝紀CD発売記念ライブat大阪ロイヤルホース

2015年06月19日 19時11分23秒 | ジャズ・クラリネット

6/17. ジャズライブハウスの老舗、大阪ロイヤルホースで、鈴木孝紀CD発売記念ライブが行われました。
演奏曲は殆どが鈴木氏のオリジナル。美しいメロディ、美しいコード進行、と、オリジナリティ溢れる曲を、次から次へと、抜群のコンビネーションで演奏。通常のジャズライブとは一味も二味も違った感じ。そう、クラッシックの演奏会場かと思わんばかりの素敵な雰囲気でした。聴衆も,何故か、女性の占める割合がとても高く、華やいだ雰囲気。
鈴木氏も、宮川、荒玉氏も,集中の中にも,リラックスした演奏を繰り広げます。
鈴木氏は、以前より、クラリネットの美しい音で評判でしたが、確かに美しい,華麗な音。クラリネットでこれだけの音が,表現が出来るのかと思うプレイです。恐らく、これだけの音を出すプレーヤーは,世界広しと言えど、中々見いだせない。だからといって、クラッシック演奏とは勿論違った音。クラッシック奏者が片手間に演奏している訳ではない。彼の手の内に、当然ながらクラッシックの演奏技法はありますが。
又、奏法でも、華麗な手の動きに圧倒されました。演奏技術の高さも彼の強み。
そして、彼の芸術性の高さ、魅力も、今回、思い知らされました。
今回、彼はMCで、いろんな事を話していましたが、彼自身の感受性を伝えるコメントもありました。それなりに長い付き合いですが、彼の,少なくとも,現時点での全体像が表出されたライブでした。感動しました。
たった一曲のジャズ・スタンダードでも、これまた、素晴らしいアドリブ。Bye Bye Blackbirdなんですが、ここまでのオリジナリティ溢れる演奏は、彼の演奏を何度も聴いている私にとって、驚愕でした。
ギター、ベースとのトリオ編成は、私のお気に入りとは感じたことはなかったのですが、CDを聴き、このライブを聴き、それぞれの技量が重ね合わされれば、これだけ素晴らしい音楽になるんだ、と、正に、思い知らされました。圧倒的でした。脱帽です。
いい年をして、感動ばかりして、血圧が上がってもいけないのですが、CDとは又違う,ライブの素晴らしさに感激の一日でした。
バスクラリネットの演奏も、そりゃまあ素晴らしかった。
益々成長していく人を見るのは、本当に幸せです。

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