最大10mWというローパワーの特小トランシーバー。微弱信号ゆえの様々な機能が搭載されています。BH47FRの取説をめくってみたところ、サイレントヒヤリングモードというのがありました。PTTを押し続けなくとも送信を続ける機能で、マイクゲインが自動的に高くなり、離れた部屋の様子を別のトランシーバーでモニターできます。連続送信なのでパワーは1mWに設定され、最大8時間連続送信し、終了となります。なぜ8時間なのかはわかりません。
DJ-R20Dにもケアモニターという同様な機能があります。こちらは、DJ-R20D同士であれば親機から子機側の送信オンオフ操作も可能です。
さて、このサイレントヒヤリングモードを使って何ができるのか?想定されているのは、お年寄りの見守りかと思われます。サイレントヒヤリング。意味深ですね。考えようによっては盗聴器のようなものです。まあ、自分がそうなったら、こういうもので見守られるのはごめんですね。それ以外の使い方としては、1mWを連続送信させ、信号がどの範囲、地点まで届くのかを実験するなどが考えられます。自分は持っていませんが、DJ-R100Dにはビーコンモードというのがあるようで、それに近い使い方ができるのでは?
実は当局の無線部屋は家の中でも少し離れた位置にあるため、いつもワッチというわけにはいかないのです。試しにBH47FRをこのモードに設定して無線機の前に置き、DJ-CH27を胸ポケットに入れワッチしてみました。音声はきれいに拾ってくれます。無線機の前に座ってなくとも、家中どこでもワッチ可。シャックから一時離れなければならない、でもワッチは続けたい、というような場面では重宝しそうです。
窓際に設置したマイレピーターも、年末、近所の買い物などの連絡で活躍しています。家中どこにいてもレピーター経由で応答できる、というのがスバラシイ。しかも子機側はパワー1mWで十分。近場の連絡にはDCRより特小が便利です。使い方いろいろ、特小、やはり侮れません。
IT03局のお勧めのDJ-P24Lと最後まで迷いに迷って、店頭価格9800円に負けP221Lを購入してしまいました f^_^;)
来年はDCR、特小とよろしくお願いします。
それではよいお年をお迎え下さい。
昨年はDCRにてたいへんお世話になりました。
特小でのQSO、今から楽しみです。
本年もよろしくお願いします。