JA5DBE の Coffee Break

DXの話、製作記事、etc. ・・・ 気の向くままにまかせて掲載しています。

WSJT-X 1.8.0-rc3 の不具合 ? (2)

2017年10月19日 | ディジタルモード

 こちら の記事で rc3 の不具合? との記事を掲載していましたが、今回の CAT Control の不具合原因が判明しました。

 rc-2 に入れ替え、運用しながら様子を見ていたら、同様のエラーが発生。もちろん "Retry" をクリックすれば、正常に復旧します。

 このエラーが発生したのは、IC-7300 の メインダイヤルを動かし周波数を7,041kHz ⇒ 7,042kHz へ移動 させようとした時でした。

 このように本体で VFO を操作すれば、PC に向け CI-V 情報が送られます。この時タイミング遅れなどの原因により PC 側で情報の取りこぼしなどが発生すると、前述のようなエラーになります。
 以上今回のエラー発生の不具合は WSJT-X 1.8.0-rc-3 に原因があったのではなく、CAT上を流れる CI-V データーの Baud Rate が ① 9,600/S では処理上少し遅い?、または、② PC 側の 送られてくる CI-V データの処理が間に合わない?のどちらかと思います。

 私のところのシステムでは CI-V の Baud Rate を 9,600/S から上げる訳にはいかないので、基本的に無線機でバンド切り替えや周波数の Up / Down をしないようにすれば、エラーは発生しないことになります。また、仮にエラーが発生しても "Retry" ボタンをクリックすれば解決しますので、この対処で良いのかナーと思っています。

 

 

 

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WSJT-X 1.8.0 - rc3 の不具合?

2017年10月19日 | ディジタルモード

 昨日 WSJT-X 1.8.0-rc3 を Main PC と Note PC に インストール しましたが、Note-PC では CAT 制御系で時々エラーが発生しているようで、下図のようなエラーメッセージが発生します。

 "Retry" をクリックすれば正常に復帰しますが、短時間で2度ほど発生したので、rc2 に戻して様子を見てみることにしました。

 元々 Note PC は COM ポート制御で使おうとしていたため、rc3 化時に CAT 制御に変更しています。
 そのため、rc2 における "CAT Control" の使用実績がありません。また、系統図 のとおり、無線機全体の制御用として 固定局と移動局の CAT系を統合して使用しているところに今回 WSJT-X の制御系を加えたので 何らかの原因で CAT 系に流れる CI-V 信号の衝突などでエラーが起きているのかもしれません。

 なお、COM ポート経由で PTT 制御している固定局系 ( Main PC ~ IC-7700 ) で rc-3 版はエラーも無く正常に機能しているので、Note PC のWSJT-X V.1.8.0-rc2 はしばらく様子を見てからの判断になります。

 

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