Supper Hound モードを使ってみるため、正式版にはなっていませんが、WSJT-X 2.7.0-rc5をインストールしてみました。
通常の FT8モードでは、何ら変わったところもなく、今まで通りの操作で QSO できます。
通常の QSO が異状なく行えることが確認できたので、次は、Supper Hound モードによる QSO のか確認です。
通常の FT8 モードからの切り替え操作は、以下の通りです。
① 操作画面上の "H" をクリックすると、従来通りの F/H ( Hound ) へ移行
② "FT8" を右クリックする毎に、Hound モードと Supper Hound モードに切り替わります。
③ "FT8" を左クリックすれば、通常の FT8 モードに戻ります。
画面が小さくて見づらいですが、 K8R ( American Samoa ) が数日前から Supper Fox モードで出ている旨のレポートをネット上で見ていたので、各バンドをワッチしてみると、21,091.0kHz に出ていたのでコールし、無事 QSO ができました。
従来の FT8 の信号音とは全く異なり、面白い音で聞こえます。また、送信側のトーン周波数は一つのようです。
各 Ch 毎に位相をずらして単一のトーン周波数で何 ch 分も送信しているように見えます。
当然ですが、ペディション側 ( 従来の Fox 側相当 ) が、Supper Hound モードで送信している場合は、受信側も Supper Hound モードに切り替えていなければ全くデコードしません。
もうしばらく待てば正式版がリリースされると思いますが、試してみようと思われる方は WSJT-X のホームページからダウンロードしてください。
ただし、今回はまだ rc 版なので使用期限があり、使用期限時、または、正式版がリリースされた時に再インストールが必要になります。
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