昨年 秋葉原のイベント紀念局 (8J1AKIBA) と 7MHz / SSB で QSO しており、およそ、1 年ぶりに QSL カードが送られてきました。
アマチュア無線の記念局であることから、スポンサーにはアマチュア無線機器メーカーや秋葉原の販売店の名前が並んでおり、カードの一番上には CW 符号で長点は ”-” 、短点は ”💛”を使って 8J1HAM を表示するなど、それなりに ”アマチュア無線”を意識した趣向となっています。
しかしながら、メイド姿のかわいいイラストが両サイドに描かれ、現在の秋葉原を象徴?したデザインになっています。
秋葉原の電気街が 『メイド喫茶』 や 『コスプレ』 の街へと変化していったのは何時頃からだったでしょう?
家電の店は昔も今も変わりなく在りますが、家電以外の店は、1960年代はジャンクを扱っている店や無線関係の店ばかりで、正にアマチュア無線のメッカといってもよい時代だったと思います。
その後 1976年 TK-80 (NEC) 発売、1979年 PC-8001(NEC) の発売をきっかけにして 1970年代末から 1980年代には パソコンを扱う店が増えてきました。
要するに、この辺までは 「”秋葉原” へ言って来るヨ !! 」と周りにも気にかけることなく言うことができた時代であります。
この後、何時頃からか『オタクの街』⇒『メイド喫茶』・『コスプレ』の街と進化?し続け、現在に至っているのはご存じのとおりで、
アマチュア無線の知り合い以外に「秋葉原へ行って楽しんできた!!」などと田舎で言おうものなら、良い年をして東京で何をしてきた?などと言われかねません。Hi.
まさに、この 「秋葉大好き祭り」紀念 QSL カードは、現在の秋葉原を反映させたものとも言える意匠で、現在の秋葉原を思うと一抹の寂しさを覚えます。