今回のファームウェア Ver.Up のメインはFT8モードのペディションモードではSSB(音声通信)モードではカットしていた低域も使用されるため、ディジタルモードにおけるIFフィルター通過帯域 (Low側) を 300Hz ⇒ 100HZ に広げるため Ver.Up を行うようです。
Icom のHPからダウンロードしたそれぞれの新バージョンのファームウェアを USB メモリー (7700用)、SDメモリー(7300用)にコピーし、IC-7300から開始しました。
Ver.1.30の説明書には新機能について以外、特に記載もないので SD メモリーから (新)ファームウェアを読み込ませて処理完了あっけなく完了した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/c1/a7c8f94563d3a555f3ba45284a4e43a1.jpg)
IC-7700 の Ver.2.20 の説明書には IC-7700 の (現) 設定情報を USB メモリーに保存しておくよう注書きがあり、Ver.2.10 時に作成した設定情報から何カ所か変更しているので指示通りに USB メモリーに保存。
次にファームウェア書き込み用の USB メモリーを IC-7700 のUSB端子へ接続して改めて FAT32 でフォーマット。この USB メモリーに新ファームウェア (Ver.2.20) をコピーし、IC-7700のファームウェアの Ver.Up 処理を実施。
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(新)ファームウェアをロードした後、IC-7700 の電源を再投入すると、ファームウェア Ver.2.20 の表示と共に、初期化が行われているので立ち上げ画面に "JA5DBE" のコールサインが出てきませんが、続けて設定情報を読み込ませる操作を行います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/28/c64d1b08b723ec1366294628205746b6.jpg)
SETTING データ 2行目の「SET02.DAT」が事前に作っておいた設定情報ファイルなので、これをロードして再立ち上げを行ったらファームウェア Ver.Up 作業が全て完了します。
この後再立ち上げを行ったのち、初期画面のコールサイン、メッセージキーヤーの内容を確認。作業が正常に完了したことを確認しました。
前回の Ver.Up が 2017年 1月だったので、およそ1年半ぶりの作業でした。