JA5DBE の Coffee Break

DXの話、製作記事、etc. ・・・ 気の向くままにまかせて掲載しています。

ファンクションジェネレータ UNI-T UTG932E

2021年12月30日 | 測定器

 2週間ほど前に BANGGOOD へ発注したファンクションジェネレータ ( UTG-932E ) が届いてきました。

 基本的な操作とどの程度の精度なのか、手持ちの測定器類で検証してみました。

 

 一番基本の正弦波の出力です。~60MHz 版もありましたが、安価な方の UTG-932E なので、30MHz まで出力可能です。最小出力電圧は 1mVまで絞れますが、それ以下のレベルにするには外付けの ATT で落としてやる必要があります。

 出力レベルの単位は、「mV」と「dBm」が選択できますが、「dBm」単位で出力設定する場合は、出力インピーダンスは 50Ω となります。

 

 まず、ファンクションジェネレータから 1MHz 100mV p-p を出力させ、オシロで電圧をみてみました。

 オシロの電圧軸は、5mV/DIV に設定しているので、± 2DIV の振れ幅になっているので、ほぼ一致しています。

 

次に 10MHzを出力させて周波数カウンタで周波数を測定してみました。ただし、自作の周波数カウンタなので、100Hzの単位程度の精度しかありません。

 見かけ上の周波数のズレは +2Hz と満足できる値を指示しています。周波数の精度には若干問題が有りますが、まずまずの値です。

 

次に 1kHz の低周波信号で、10MHzの信号を振幅変調 (100%) して出力させてみました。

 

 きれいな振幅変調の波形が表示され、受信機 (AMモード) でモニターしてみると澄んだ 1kHzの音が聞こえます。

 このAM出力信号を 1mV まで絞り、外付け ATT で信号レベルを絞ってやれば、このファンクションジェネレータを使用する最終目的の RF SG 代わりに使用できます。

 SG代わりの使い勝手の詳細は、次回分で紹介いたします。

 

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DIAMOND RHM12 の特性を調べてみる

2021年12月29日 | 移動用アンテナ

 スクリュードライバーアンテナの RHM12 が届いて来たので、天気も良いことから庭先でアンテナを設営し、特性を見てみました。

 

 先ずは、7MHz帯 ( 7,050kHz ) でラジアル 5m×5本 による SWR を見てみました。

各ラジアルのコードを 5方向に引いていますが、最良点 SWR:2.3 程度で全くミスマッチです。

 

 次にラジアル 5m×5本を一まとめにして 1方向に流してみましたが、SWR:2 を少し下回っていますが、マッチングが良いとは言えません。

 

ラジアル用コード 5m×5本を空中線の元にグルグル巻きにしてまとめてみました。

 

 やっと SWR :1.1 程度と良い値まで下がってきました。

 

 詳細なデータは、写真のとおりで、SWR:1.09 とまずまずの値になりました。

 元々 RHM12 は、モービル車載用のアンテナで車体をラジアルとして使用するよう設計されているのでしょう。疑似アースは、ラインではなく、面的な疑似アースが適するよう設計されているのでしょう。いずれにしても、ここまでマッチングできれば、実用上問題は有りません。

 

 このようにスクリュードライバー部分を回しながら、SWR 最良点を求めましたが、全長 2.75m あるものの、波長 40m に対し、充分な長さとは言えず、L分の多いアンテナなので、少しスクリュードライバー部分を少し回すだけで、20 ~ 30kHz ほど同調点がズレてしまいます。

 

次に 高い周波数の 18MHz で調整を行ってみました。

 広い帯域で低 SWR になりました。ただ、この同調点を出すためにはスクリュードライバー部分を回すのは、微妙でチョット触れる程度で同調点が判らなくなってしまいます。
High Band も問題無く使えそうですが、要領を得るまでは調整に苦労しそうです。

 この RHM12 はエレメント長が 2.75m しか無いので、長さが倍以上ある釣り竿アンテナほどの飛び具合には至らないかもしれませんが、1本で多バンド且つ設置が簡単に済まるアンテナとしては良いのかもしれません。

 専用の携帯バックも販売されており、IC-705 と組み合わせてコンパクトで手軽なアンテナとして使い勝手の良いアンテナであると思います。

 

下の写真は第一電波社製の収納バッグです。

下から2本目は、手持ちのホイップアンテナ (430MHz用)、メッシュポケットに入れているのはアース用 ラジアル ( 5m×5本 )

 

 今回は、SWR の測定を行っただけで、7,041kHz で電波を出してみるとことまで至りませんでしたが、暖かくなってきたら弁当をぶら下げてこのアンテナを使って移動運用を行ってみようと思っています。

 

 

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北西の季節風が強くなりそうなのでアンテナエレベータをダウン

2021年12月25日 | その他

 今後北西の季節風が強くなりそうなので、まだ、暖かい内にアンテナエレベータを降ろしました。
南からの強風よりも北西の強風の方が山影になって、大きな影響は受けにくいのですが、さすがに 10m/S を越えるような強風が見込まれる場合は、対策が必要です。

 

 

 まだ比較的天気が良い内に早めにアンテナエレベータを降ろしました。

 

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LoTW 上の エンドーズメント処理を実施

2021年12月23日 | DXCC

 今月初めに紙ベース QSL のエンドーズメントは終えていましたが、LoTW ベースのエンドーズメンができていなかったので、本日実施しました。

 ことしは New Enti. 1件 ( DT8A:South Shetland Is. )、Challenge 44件の追加で終わりました。

 昨年までの年毎の推移は こちら 。のんびりし過ぎて ATNO を逃した局もありましたが、何れにしてもこの数年は、牛歩の歩みです。Hi.  

 

 

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IC-705用 純正マルチバッグ LC-192をオークションに出品

2021年12月18日 | 移動用アンテナ

 購入して以降、一度も外に持ち出しませんでした。

 

 アンテナを広告のように取り付けるため、細工に結構苦労しました。


しかしながら、今まで何度か移動運用しましたが、何時も FT8 で運用するので、小型テーブルの上にノートPCとIC-705を並べて接続必要があり、バッグの中に IC-705 を収納していると使いにくいので手放します。

 U/V 帯で歩きながらFMモード運用を楽しむような使い方には良いと思いますが、ほとんど想定することができません。

 

 

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