JA5DBE の Coffee Break

DXの話、製作記事、etc. ・・・ 気の向くままにまかせて掲載しています。

WSJT-X 1.8.0-rc3 をインストール

2017年10月18日 | ディジタルモード

 WSJT-X のホームページで WSJT-X 1.8.0 が rc2 ⇒ rc3 へ更改されたていたので、早速インストールしてみました。

 ダウンロードしたファイルをクリックしてインストールを開始すると、上書きインストールされます。インストール後に立ち上げてみると rc2 化の場合と違って、今回はセッティング情報、運用周波数も引き継がれています。

 画面上で変わったところは 「Lock TX=RX 」のチェックボックスが消え、代わりに「Hold TX Freq」になっています。慣れのレベルですが、スプリット運用時の操作を変えなければなりません。他にも不具合の解消や改善点があるのでしょうけど、詳細はまだ把握していません。

 一番気になっていた IC-7300 における PTT 制御の不具合( USB インタフェースによる COM ポート制御)はそのままで解消されていませんでした。

 rc3 化で解消されなかった IC-7300 における不具合 ( PTT制御遅延問題 ) に対処するため、PTT 制御を COM ポート ⇒ CAT Control へ設定変更いたしました。
 CAT (CI-V) 機能を使うことにより、アンテナ系の自動切換え、ログソフトへの影響を心配しましたが、下図のセッティングで特段の不具合も無く、PTT 制御の遅延問題も解決いたしました。

  Baud Rate の設定を 9,600 bps に選んだ理由は、数年前に IC-7700 ~ IC-PW1 の Baud Rate を 9,600 で設定しており、その後 IC-7300 を追加しましたが、同様に 9,600 で使用しているので、現行の速度に合わせています。最速 (19,200) に設定しなくても操作上問題も無く、このままで使用します。

 おまけとして WSJT-X の CAT Control を使うようにしたので、画面上でバンドを切り替えると、IC-7300 本体のバンドおよびアンテナが連動して切り替わりとても便利になりました。

 IC-7300 を使用する上での不具合は解消しましたが、他の通信用アプリ全てが USB ポート経由の COM ポート制御で PTT コントロールができるのに WSJT-X のみうまく動作しないこと(バグだと思いますが・・・)が気にかかります。Hi.

コメント (4)
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