先日の整備で 「電解コンデンサーの経年劣化」でハム音が出ている旨お知らせしていましたが、ネットオークションで安価な高耐圧の電解コンデンサーを見つけ、手に入れたので早速整備しました。
チューブラ型の 22μF で耐電圧が 450V あり、電源回路のリップルフィルター用の電解コンデンサーとして十分な規格です。
値段は 160円 / 個 と納得の価格です。外観は写真のとおり昔の電解コンデンサーと比べるととても小さくなっています。
既存電解コンデンサーの絶縁は問題なく、容量低下を起こしているだけなので、外さずに中継端子としてそのまま利用します。
赤線で囲ったパーツが今回追加した電解コンデンサーです。周囲の「ペーパーコンデンサー」のパラフィンが少し溶けており、取り替えたいところですが、手元に無いのでそのままにしています。
電解コンデンサー 20μF × 2個 を追加したことによりハム音はほとんど気にならない状態に改善され、1件落着です。
一方、周波数ダイヤル周りの照明豆電球 (6.3V) の右側が点灯していませんでしたが、シャーシーを引き出したついでに豆電球を触ってみると緩んでいることが判明。しっかりねじ込んでラジオの電源を入れてると、正常に点灯しました。どちらの豆球もかなりの年数が経過しており、フィラメンが何時切れるか判りませんがしばらくは持ちそうです。
以前の写真は こちら 全くイメージが違います。Hi.