2021年に制作し、その後カウンタの検出レベルがあまりにも低かったので、プリアンプを追加した周波数カウンタも、あまり使用する機会がなく、たまには電源を入れて動かしてみなくてはと思って、久しぶりに精度の確認と併せて、動作に異常が無いか動かせてみました。
SG ( UNI-T UTG932E ) の出力周波数は、24,916kHz ( -10dm ) で出力して周波数カウンタは24,915.936kHz ズレはSGを基準委すると△64Hz。です。
SG と周波数カウンタ共、絶対的な精度は無いので、IC-7700 で CW信号を受信して周波数を読み取ってみました。
IC-7700 ( 局発は 24時間電源 ON ) では,24,915.89kHz 同様に SG 出力に対して △110Hz のズレとなっています。
SG、自作周波数カウンタ、IC-7700 のトータルの誤差は 100Hz 前後では?と思っており、試験結果は良好です。
一度しっかりした周波数カウンタで SG 出力の精度を測ってみたいところですが、この程度の精度があれば実用上十分であると思っています。
なお、SG出力周波数は、最大30MHz までですが、周波数カウンタは 1.2GHz までカウントしますので、高い周波数の 信号源には、tinySA Ultra の SG 出力機能を利用すれば、50・145MHz・430MHz・1.2GHz帯での周波数カウンタの機能確認も可能です。