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JA5DBE の Coffee Break

DXの話、製作記事、etc. ・・・ 気の向くままにまかせて掲載しています。

カーボンロッドアンテナ をマニュアル調整チューナーで試用

2025年05月07日 | 移動用アンテナ

 Z8SW ( Prince Edward Marion Island) の追っかけで、ブログが暫く休みになっていましたが、 QSO も 14MHz & 21MHz / FT8 で QSO が出来て以降、全く NG で、この3日間は、QRT との情報が出ており、天候も良いことからカーボンロッドアンテナを引き出して、庭先で組み上げ調整など行いマッチング具合を見てみました。

 普段、カーボンロッドアンテナを使用する際は、オートアンテナチューナーの AH-705 を使用し、即 QRV できるようにしていますが、今日は暇つぶしを兼ねて、自作のマニュアルアンテナチューナーで調整してみました。

 組み立てた様子は下の画像のとおりです。

 

 下は、給電点部を拡大したものです。

 同調用のバリコンは、A4サイズのレターケース2個を加工してローテータとステータに加工し、延長コイルは、塩ビパイプにアルミニューム線を巻き付け、大きい洗濯ばさみで、コイル長を調整しています。

 このようなシンプルな仕掛けですが、マッチング状態を nanoVNA で見てみると、以下のとおり

 7,050kHz 近辺にピッタシと同調しています。

 カーボンロッドアンテナの飛び具合は、前記 リンク先のページ ( AH-705 を使用してマッチング ) に記載しているとおり、それなりの飛び具合となっています。

 

 

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移動運用に使用する短縮系のアンテナ( HF-40CL & RHM-12 ) の特性

2025年04月22日 | 移動用アンテナ

 HF-40CL ( 第一電波工業製 センターローディング モービルアンテナ、全長 2.2m ) 、RHM-12 ( 第一電波工業製 スクリュー ドライバー型アンテナ ) の記事を何度か掲載していますが、キッチリと S.W.R. を追い込んだアンテナの特性をまとめてみました。

 天候も暖かくなり、暑くもなく、庭先で遊ぶのには持って来いの季節です。
 そこで、両アンテナを引っ張り出して、nanoVNA-H4 でしっかりと調整してみました。

 アース用ラジアルは、芯線径 2mm、全長 6m× 6本のラジアルですが、① 一方向にまとめて流す ② 6本を各方向にそれぞれ流す ③ アンテナの直下にクシャクシャにまとめるの 3通り試しています。

1. RHM-12 ( 第一電波工業製 スクリュー ドライバー型アンテナ ) 

 これ 1本で、オールバンド移動運用が可能なっことから使っていらっしゃる方も多いと思老います。

 給電点の作り( コンデンサ無し )が関係するのではないかと思いますが、上写真のとおり「 ③ アンテナの直下にクシャクシャ 」でないと、S.W.R. が完全に下がってくれません。
この状態における nanoVNA による測定結果が下の画像です。

 スクリュードライバーの長さを 7,050kHz 近辺に合せると、S.W.R. 値は、およそ 1.1 弱まで下がりました。

 

2. HF-40CL (センターローディング モービルアンテナ、全長 2.2m )

 元々エレメントは、数センチ既にカットしてあり、エレメント長はを 7,050kHz 近辺に合せてあります。

 

 このアンテナは、モービル基台に取り付けるよう設計されており、給電点にはマッチング用コンデンサが入っています。
アースラジアルは上写真のとおり、「 ② 6本を各方向にそれぞれ流す。」、および、画像は略しましたが、「 ① 一方向にまとめて流す。」方法で
S.W.R. 値は、およそ 1.0 チョイまで下がりました。

< 結 論 >

 何れのアンテナも S.W.R. は 1.0 まで下がり、給電点インピーダンスも 50Ω前後で申し分ありません。
 ※ nano VNA-H4 による測定点は、何れもアンテナの給電点より、長さ100㎜ の 3D-2V の M型コネクタに接続して測定。

 次に、 ic-705 に接続 ( RG-58U 全長 7m ) して使用してみました。

 ① 建物から近いこと、② ロケーション的に開けていない事が主因になりますが、受信する 7,041kHz の FT8 の信号で強い局 2局 ~ 3局程度しか見えません。
 家の庭先と言う余りにもロケーション的に条件が良くない場所なので、受信条件が良くないことは割り切らなければなりません。

 先日、 同じ庭先に 釣り竿アンテナを建てて、30分ほど 7MHz / FT8 で運用 していますが、前記の短縮系アンテナと比較するともう少し多くの運用局が受信出来ていたので、飛び具合の確認までは行っていません。

 このタイプのアンテナを使用するには、ビルの屋上や山上などロケーションの開けている所でないと実用的な使い方ができるとは言えないようです。

 

 

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釣り竿アンテナを庭先に建てて 7MHz / FT8 を運用

2025年04月17日 | 移動用アンテナ

 4月 16日は天気も良く暖かだったので、久しぶりに釣り竿アンテナを庭先に建て、7,041kHz にて FT8 を運用しました。

 このような IC-705 + 釣り竿アンテナ による移動運用スタイルは、キャリー用ケースに一式入れて保管しており、即、組み立てできるつもりでいましたが、先ず ① アンテナチューナー AH-705 用給電ケーブル ( M-P ~ BNC-P ) が行方不明で、探し回ることになり、② IC-705 ~ ノートPC 用 USB ケーブルがキャリーケースの中見当たらず探し回るようなこととなってしまって、すんなりと 7,041kHz にて FT8 を運用することになりませんでした。Hi.

 

 先ずは釣り竿を伸ばし、アンテナエレメントとなる電線をテープで数カ所止め、支柱に固定。アース線 ( 6m×5本 ) は庭中に引っ張り回します。
どこにしまったか判らなくなっている給電ケーブル探しから始まって、設営を完了するまでにおよそ 1時間ほど時間を潰してしまいました。

 

 何とか設営を終え、AH705 で アンテナとのマッチングを取ってワッチを開始。
チューニングもしっかりと取れており、午後 2時頃からの運用開始となりました。

 通常の移動運用では、外付けリチウムイオン電池および GPS 信号受信器 (時刻合わせ) を使用しますが、
庭先なので AC100V + 12V 安定化電源、および、自宅の WiFi の信号を使って時刻合わせです。

 

 

 実質 30分程度の運用になりましたが、こちらから呼んだり、呼ばれてみたりと、計 8局と QSO でき、まずまずの成績です。
お相手頂いた各局長さん、ありがとうございました。

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カーボンロッド (直接ドライブ) アンテナを庭先で試用

2023年06月26日 | 移動用アンテナ

 6.7m のカーボンロッドを仕入れ、直接ドライブでどれ程使えるものか試してみました。
カーボンロッドの給電部は多少なりとも静電結合度を上げるため、アルミホイルを厚く折って竿に巻いている所へクリップで挟み、アンテナチューナー経由で給電しています。

 

 

 いつも使っていたワイヤー垂直アンテナと同様、アンテナチューナーには AH-705 を使用し、アーズラジアルも今まで使用していた物を使っています。

 

 カーボンロッドアンテナ+ ラジアル 6m ✕5本の仕掛けをアンテナチューナーの働きで SWR:1.1 程度まで追い込んでいます。

 結果は、7,041kHz / FT8 で 30分ほど運用し、国内 2・4・5エリア相手に 6局と QSO。従来使用していたワイヤーを釣り竿の先から垂らした 6m長の短縮アンテナとそん色ない程度に使用出ました。
ロケーション的には、アンテナを家の庭先に設営しているので、建物近くのため、かなり影響を受けていおり、且つ、給電点が地面近くなのでアンテナの高さが無いなど条件的には厳しいものがあります。

 

 従来使用していたワイヤーを釣り竿の先から垂らした 6m長の短縮アンテナの実績は、こちら ( 駐車場 )、と、こちら (四国カルスト)。7月末の梅雨明け頃に四国カルストへ出かけ、この ① カーボンロッドアンテナ、② HF-40CL、 ( モービル用 2/λ センターローディング短縮型ホイップアンテナ ) ③ RHM-12 ( All Band 短縮垂直アンテナ ) を使ってどれが一番良いか試してみる予定です。

 

 

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久々に HF40CL を引っ張り出し 7,041kHz / FT8 で運用

2022年08月24日 | 移動用アンテナ

 天気が薄曇りで気温も 30℃手前と暑さも酷くないので久しぶりに IC-705 + 移動用アンテナ ( HF40CL ) を引っ張り出して運用してみました。
但し、暑さにはかなわないので、IC-705 は室内 ( 1F リビング ) に設置し、アンテナケーブルを引き込んで接続。

 アンテナベースはカメラ用三脚を使用。

 

 

 近場の応答が多かったが、1時間半ほど運用し、実績は 9局。建物の陰になること、アンテナの地上高が無いのでこのようなものかな?

 久々にアンテナ等を引っ張り出して、庭先で組み上げての運用でしたが、相手局の空中線の性能でレポートはまちまちです。

 

 

 

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