JA5DBE の Coffee Break

DXの話、製作記事、etc. ・・・ 気の向くままにまかせて掲載しています。

カーボンロッド (直接ドライブ) アンテナを庭先で試用

2023年06月26日 | 移動用アンテナ

 6.7m のカーボンロッドを仕入れ、直接ドライブでどれ程使えるものか試してみました。
カーボンロッドの給電部は多少なりとも静電結合度を上げるため、アルミホイルを厚く折って竿に巻いている所へクリップで挟み、アンテナチューナー経由で給電しています。

 

 

 いつも使っていたワイヤー垂直アンテナと同様、アンテナチューナーには AH-705 を使用し、アーズラジアルも今まで使用していた物を使っています。

 

 カーボンロッドアンテナ+ ラジアル 6m ✕5本の仕掛けをアンテナチューナーの働きで SWR:1.1 程度まで追い込んでいます。

 結果は、7,041kHz / FT8 で 30分ほど運用し、国内 2・4・5エリア相手に 6局と QSO。従来使用していたワイヤーを釣り竿の先から垂らした 6m長の短縮アンテナとそん色ない程度に使用出ました。
ロケーション的には、アンテナを家の庭先に設営しているので、建物近くのため、かなり影響を受けていおり、且つ、給電点が地面近くなのでアンテナの高さが無いなど条件的には厳しいものがあります。

 

 従来使用していたワイヤーを釣り竿の先から垂らした 6m長の短縮アンテナの実績は、こちら ( 駐車場 )、と、こちら (四国カルスト)。7月末の梅雨明け頃に四国カルストへ出かけ、この ① カーボンロッドアンテナ、② HF-40CL、 ( モービル用 2/λ センターローディング短縮型ホイップアンテナ ) ③ RHM-12 ( All Band 短縮垂直アンテナ ) を使ってどれが一番良いか試してみる予定です。

 

 

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久々に HF40CL を引っ張り出し 7,041kHz / FT8 で運用

2022年08月24日 | 移動用アンテナ

 天気が薄曇りで気温も 30℃手前と暑さも酷くないので久しぶりに IC-705 + 移動用アンテナ ( HF40CL ) を引っ張り出して運用してみました。
但し、暑さにはかなわないので、IC-705 は室内 ( 1F リビング ) に設置し、アンテナケーブルを引き込んで接続。

 アンテナベースはカメラ用三脚を使用。

 

 

 近場の応答が多かったが、1時間半ほど運用し、実績は 9局。建物の陰になること、アンテナの地上高が無いのでこのようなものかな?

 久々にアンテナ等を引っ張り出して、庭先で組み上げての運用でしたが、相手局の空中線の性能でレポートはまちまちです。

 

 

 

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釣り竿アンテナの SWR 調整

2022年04月21日 | 移動用アンテナ

 昨日の nanoVNA-H4 による アンテナ調整 に基づき、釣り竿アンテナの SWR を最良ポイントに調整することを nanoVNA-H4 を実際に使用して試してみました。

 20日は快晴で日差しも強く、アンテナチューナー調整中の nanoVNA-H4 の画面確認では、液晶画面が反射で光り、数値やグラフカーブが読み取り辛くて NG でした。
 ( 調整後のSWR値等の確認には、充分使用できますが ・・・ 。)

 

 そこでチューニング作業に使用したのは、何時も使用している アンテナアナライザー ( AA-30 ) です。
 少々液晶画面が光っても文字が大きく数値が読み取り易いこと見やすく、同調点 (周波数) の確認・同調点におけるSWR値の調整など切り替えができることなどから、専用機の方が使い易いようです。

 

 実際の調整作業は、エスロンパイプに巻いたローディングコイルの「タップ位置の調整」とカードケース ( A4サイズ ) の「可変コンデンサー」の容量調整を行います。具体的には以下のとおりです。


① アンテナアナライザーを目的周波数 ( 7,040kHz ) に合わせます。

② コイルのタップ位置をズラして SWR カーブのボトムを7,040kHz に合わせます。( この時点で SWR 値は多少高くても可、SWRカーブのボトムを
  7,045kHzに合わせておきます。)
  ※ タップ ( 洗濯ばさみ に +ネジ を付けたもの ) とコイルの接触が悪いと、SWR カーブがギザギザになったり、極端に悪化したりします。)

 ※ 途中の写真を撮り漏らしたので、写真は調整完了後のものです。可変コンデンサー調整前は、グラフ全体が上の位置 ( SWRの高い位置 ) に描かれます。


③ レターケースで作った可変コンデンサーを出し入れして、SWR値を下げていきます。( グラフ全体が下に下がって来ます )。

 可変コンデンサーを動かして SWR 最小値 のところで、調整完了となりますが、念のために、SWR カーブ も確認しながら行います。

 

 マニュアル調整のアンテナチューナーの場合はこのようになりますが、オートアンテナチューナーの「 AH-705 」等を活用する場合は、スイッチポンでチューニングが終わります。本当に便利になったものですね。

 ちなみに、この釣り竿アンテナ ( エレメント長 約 6m )の場合グランドラジアルは 5m×5本を一束一方向でなく、均等に 5方向に分けて流しています。

 

 

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RHM12 のラジアル (10m✕3本) に 10m✕2本を追加してみました

2022年04月07日 | 移動用アンテナ

 RHM12 のラジアル を 5m✕5本 ( 一方向流し ) 10m✕3本 (一方向流し) に変えて先日運用した際、割とよく飛んだので、10mの電線を 2本追加し、10m✕5本化に増やして運用してみました。 

 マッチング状態は下記画像 ( nanoVNA Saver 画面コピー )のとおり。手持ちの SWR 計 ( AA-30 ) とは微妙に数値は、異なりますが、最良点等ほぼ一致しています。

 SWR:1.2 とまずまずのマッチングですが、今まだリターンロスは -10dB ちょいだったものが、-20.7dB と大きく改善?されました。

< 4月 11日追記 >

 SWR は、ご存じのとおり「進行波」と空中線からの「反射波」による定在波電圧の比率を表したもの。「Return Loss」は、進行波 (送信) 電力」と 「反射波電力」との電力比を dB で表したもので、何れも空中線からの反射波を「電圧比」で表しているか、「電力比」で表しているかの違いで、見かけの数字は異なるが、同じものだそうです。

 

 実際に電波を出してみたところ、20分間ほどの運用だったが、4局と QSO できています。

 アンテナエレメントが短いので、こちらから送ったレポt-に対し、こちらのレポートは厳しいものの、数日前に同じ場所で運用した釣り竿アンテナ( エレメント長 6m ) と較べても、良く飛んでいます。

 ラジアルが 3本 ⇒ 5本 になったので、接地面積が増えて条件が良くなったのか?かなと思っていますが、日々の伝搬コンディションの良し悪しも有るので、正確なところは判りません。

 

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釣り竿アンテナと手作りアンテナチューナーで 7MHz / FT8 に QRV

2022年04月03日 | 移動用アンテナ

 昨日の RHM12 の QSO 成果が今一つな感じだったので、釣り竿アンテナと昨年作って放り投げていた手動チューナーを使って 7MHz / FT8 に庭先から QRV してみました。

 

 こちらが、釣り竿アンテナ(エレメント長 6m) です。

 

 こちらがチューナー部の拡大。バリコン相当の斜めのプラスチック板( バリコン ステーター相当 ) を出し入れして容量を加減し、短縮コイルのタップは選択バサミ (大型) の先にビスを付けていて、ビスの頭の部分でコイルに接触します。

 

 バリコンのローター側には前回調整した際の同調点をマジックで線を引いているので、およそ判りますが、コイルのタップ位置は比較的クリチカルで、SWR計を見ながら調整します。

 

 今日は風が冷たく、リビングに同軸ケーブルを引き込んで、リビングから運用です。

 

 昼食を挟んで、午前中およそ 40分、午後およそ 40分ほどの運用で 19局の方と QSO 。結果的にアンテナエレメントは、長いほうが良く飛ぶようです。

 また、チューナー(バリコン) は、プラスチックケースを使ったいい加減な物ですが、充分実用に耐え、FB です。

 

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