JA5DBE の Coffee Break

DXの話、製作記事、etc. ・・・ 気の向くままにまかせて掲載しています。

RS-BA1 で IC-7300 を遠隔制御 (3)

2017年08月04日 | 遠隔制御

 IC-7300 遠隔制御の電子申請が審査終了になりました。

 先月申請 を行っていたもので審査終了までおよそ1ヵ月かかりましたが、これから 1F リビングからリモート接続の実験を行います。

 

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RS-BA1 で IC-7300 を遠隔制御 (2)

2017年07月06日 | 遠隔制御

 IC-7300 と USB 経由で接続する ノート PC 上の RS-BA1 を起動してみました。

 ノート PC には JT-65 他のアプリを動かすため iCOM の USB ドライバーを元々組み込んでいるので 問題無く動くと予想していたのですが、やはりトラブルが発生しました。

・トラブル 1
 RS-BA1 を IC-7300 に接続すると、1,2秒後に送信状態になる。

 原因は IC-7300 のスタンバイ制御が「DTR」になっていない ⇒ 「DTS」に設定変更して解決
 通信アプリ (MMTTY) の関係で「DTR」は FSK に使用するため、スタンバイ制御を「RTS」にしていました。 

・トラブル 2
 ノート PC のスピーカーで IC-7300 の受信音が出ない (未解決)
 RS-BA1 の AFボリュームを操作すると、IC-7300に接続している外部スピーカーから受信音が聞こえます。

・その他の操作
 BAND、MODE、送受信の切り替え等、各種操作もノート PC からスムーズに操作でき、RS-BA1を切断すると IC-7300の電源も切断されます。

次にこのノート PC を IC7300 側のサーバーとして動作させるため リモートユーティリティーに IC-7300 の設定を行います。

① CI-Vアドレスは「 94h (デフォルト)」、ボーレートは接続している IC-PW1 の制約で「9600」にしています。

② COMポート/オーディオ設定は「オート」側をマークしておくだけで自動設定で OK でした。

以上の設定を終え、「リモートユーティリティー」から IC-7300 に接続すると、下図のとおり正常に接続し、受信音もノート PC のスピーカーから聞こえます。

 

 「サーバー側 PC ( USB ケーブルで接続したノート PC )は IC-7300 の前にあるので、PC のスピーカーから音が出なくても良い?」という設計思想なのか、iUSEに確認してみないと判りませんが、ノート PC に受信信号は正常に取り込みできているので、再生系(スピーカー)のどこかに設定漏れがありそうです。

 「リモートユーティリティ」からの接続で受信音が聞こえているということは、クライアント側 PC (遠隔制御用)の RS-BA1 から接続すれば、受信音が出そうな気もします。

 

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RS-BA1 で IC-7300 を遠隔制御 (1)

2017年07月04日 | 遠隔制御

 2年前に RS-BA1 を使って IC-7700 の遠隔制御を実験 していましたが、メインのトランシーバを 遠隔/直接 制御で切り替えながら使用するのは大変で実験終了後、IC-BR1 はお蔵入りなっていました。

 昨年秋から移動局用のサブマシーンとして IC-7300M を使用し始めたこと、iCOM の遠隔制御用ソフト RS-BR1 で IC-7300 も制御できるよう バージョンアップが行なわれたことから、本格的に遠隔制御を行うため、再チャレンジすることにしました。

 ネット上で IC-7300 の遠隔制御関連情報をチェックすると、IC-7300 本体のファームウエアが Ver.1.14 (2016.10.5) に Ver.Up してないと、送信系で不具合があるようです。当局で使用している IC-7300 は昨年 11月に購入したのでファームウェアは Ver.1.13 と古かったので早速 Ver.1.14化を行い、現在、下の写真のとおりになっています。

 

 遠隔制御用ソフト「 RS-BA1」 も何度かバージョンアップしており、 iCOM ホームページのサポート情報を見てみると現行の RS-BA1 は Ver.1.93 まで改版されています。
 i-USE に電話し、確認すると手持ちの RS-BA1 (Ver.1.8) を現行化するには、 (旧) RS-BA1 をそのまま PC にインストールし、その後 Ver.1.93 のアップデートファイルをダウンロードしてインストールすれば良いようです。

 Windows 10 ノート PC への RS-BA1 (Ver.1.8) のインストールも問題無くインストールでき、引き続いてダウンロードした Ver.1.93 への バージョンアップ処理を実行。正常に起動することを確認しました。

 

 下の画像がリモートコントロールアプリ (Ver.1.93) の操作画面で、旧版のグレーのパネルから黒っぽいパネル画面に変更になっています。

 こちらはVer.1.93 のリモートコントロールソフトウェア(接続制御用)の画面で、こちらもVer.1.93になっています。

  これで IC-7300 と ノート PC ( Windows 10 ) の準備ができましたので、これから PC と IC-7300 の設定作業になります。
IC-7700も結構手こずりましたので、IC-7300 もいろいろつまずくと思いますが、楽しみながら進めて行きます。

 なお、IC-7300 を遠隔制御するための変更届は電子申請で 7月 1日に受理され、現在「審査中」になっています。「審査終了」になるまでしばらくかかりそうです。

 

 

 

 

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RS-BA1 で IC-7700 を遠隔制御 (続)

2015年05月10日 | 遠隔制御

 IC-7700 を遠隔接続で使用した後、通常状態で IC-7700 を使おうとすると MIC 入力が絞られたままになっていて SSB 変調ができなくなる事象が解決できずにいましたが、遠隔制御側 PC の終了手順を間違えると、MIC 入力が絞られたままになってしまうことが判りました。

 つまり、一般的なアプリケーションソフトでは右上の「×」で通常アプリケーションを終了しても特段問題ありませんが、 Remort Controller は同様に右上の「×」で終了すると、IC-7700側では遠隔制御接続中の状態でリモートセッションが切れることになり、変調信号の入力は遠隔制御側になったままで、IC-7700 本体の MIC 端子入力は絞ったままになるようです。

 これは Remort Controller のバグと言っても良いのではと思いますが、右上の「×」で終了させても、遠隔制御解除のルーチンを必ず通るようにすべきではと思います。

 また、遠隔制御開始時の順番はマニュアルにも記載してありすぐ判りますが、遠隔制御の終了手順は マニュアルへの記載は不十分で Remort Controller の「ヘルプ」メッセージの中に操作手順が正確に記載してありました。

 ①クライアント PC 側の「 Remort Controller 」の 通信ボタンを押し制御を終了 する。
 ② クライアント PC 側の「 Remort Controller 」を終了する。
 ③ クライアント PC 側の「Remort Utility 」の 無線機との通信を切断 する。
 ④ クライアント PC 側の「Remort Utility 」を終了する。

 要するに各アプリケーションソフトを終了させる前に IC-7700 との通信を終了、通信切断操作が必要だったのです。複数の無線機を遠隔制御する場合1台は切断、他の無線機は接続したままにする場合に個々の無線機との遠隔制御の開始・終了が必要となりますが、ほとんどの場合遠隔制御で接続する無線機は1台だろうと思われます。

 複数の無線機を遠隔制御する場合のみどの無線機を切断するか意識しなければなりませんが、1台のみ接続している場合には「×」を押そうと制御終了ボタンを押し忘れても、必ず通信制御の終了処理を行うようにしてなければならないように思います。

 先日SSBで変調が掛からなくなったとき大変慌てましたので、マニュアル類の改善、アプリケーションソフトの改善を iCOM へメールで伝えようと思っています。

 

 

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RS-BA1 で IC-7700を遠隔制御

2015年05月09日 | 遠隔制御

 RS-BA1 を使った遠隔制御による受信操作は先日来より快調に動作しており、リビングで TV を見ながらワッチできるなど便利に使っていた。 そこで、次のステップであるリモート用 PC から送信 (SSB) 制御がキチンとできるかアンテナをダミーロードに接続して試してみた。

 リモート PC にしているノート PC をシャックに持ち込み、IC7700 を見ながら PC の「TUNE」アイコン、「TRANSMIT」アイコンを操作すると チューニング動作、送信/スタンバイの切り替え操作も正常に機能する。
 次にRS-BA1の「MIC SET」アイコンを開き、マイクを「LAN側」へ切り替えゲインを1/3ほど開けた後、SSB で送信 ( マイクは PC の内臓マイク )し、モニターしてみると少しエコー掛かった音であるが正常に機能している。

 一通りの操作確認ができたのでリモート接続を切断し、IC-7700 側に異常がないか確認していると、マイクの前でしゃべっても「SSBの変調がかからない!!」。IC-7700 のメイン電源 SW を切断して立上直しても NG。IC-7700 のリモート接続設定を戻しても NG。その他いろいろ操作してみたが、変調が掛からない!!。
 もうどうにもならないので、操作手順等に誤りがないか i-USE へ電話で尋ねてみた。

 回答は、RS-BA1のリモート接続を切断すると、各VR類、SW 類は自動的に IC-7700 本体側に戻ることになっているので、使っているマイクが不良ではないか?とのこと。また、変調系の機能確認のため、再度リモート接続を行い PC 側から変調が掛かるか確認してくれとのことで、一度電話を切り確認作業を実施。

 ① 外付けマイクアンプの出力端子にヘッドフォンを突っ込み出力確認すると正常に音が聞こえている。② RS-BA1 を立ち上げリモート PC のマイクからしゃべると変調 OK!! どちらも異常無し。

 再度 i-use へ電話しこの 2 点の内容を伝えると、マイク入力を疑っているようで、iCOM 純正マイクで再確認してほしいとの回答。それでダメだったら IC-7700 の設定をリセット するしかないとの回答で、納得できないながら電話を切断。

 しばらく RS-BA1 の操作画面を眺めたり、SW類の操作をしていた時、フト気が付いて、PCで送信操作を行い、IC-7700 のデスクトップマイクでしゃべってみた。

 結果、変調OK!!である。マイク入力系に異常は無い!!

 早速、リモート接続を解除して直接デスクトップマイクでしゃべってみると、変調NG。

 やっと IC-7700 の中でリモート接続を解除してもマイク入力の切り替えが戻らないのでは? と気が付いた。

 そこで「MIC SET」アイコンの中に入力切り替えがあったことを思い出し、再度リモート接続を行って「MIC」へ変更してリモート接続を切断 ⇒ IC-7700&デスクトップマイクで正常に SSB 変調を確認。

 いろいろ試行錯誤で元通りに戻したが、IC-7700への対応やサーバー用PC無しでLANケーブル直接接続が可能になったのは最近なので、本来マイク入力を含めリモート接続を切断すれば、自動で全て復帰するはずの部分がバグが残っているのかもしれません。

 手がましいことをやるときは、それなりのリスクがあるようです。Hi.

  この後、再び SSB で変調が NG になりました。MIC 切り替えを何度か操作して回復しましたが、RS-BA1の終了手順があるのかもしれません。使いこなすにはまだ、しばらく悩みそうです。

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