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JA5DBE の Coffee Break

DXの話、製作記事、etc. ・・・ 気の向くままにまかせて掲載しています。

14MHz、21MHz用アンテナを新設 (1)

2015年04月05日 | 空中線

 7-28MHz用トライバンダーアンテナ(CD社 318-40) の 故障 で昨年秋に降ろしてから半年ほど経過していますが、その間何度か DX ぺディションがあり、 14MHz・21MHz ( 1kw OUT ) を運用できなくて QSO に苦労したので、両バンド用アンテナを早く上げなければと思い、その候補として クリエート・デザインの 214C (14&21MHz 4ele) を考えていた。

 このアンテナはブーム長 8.3m、エレメント長 9.5m とサイズも大きくなく、4ele であることから、タワーに干渉することなく、ブームの中心をアンテナマストに固定できるので、アンテナエレベータとの相性も良く、早くから更改アンテナ候補に決めていました。

 一方アンテナ工事の方はできれば年内位にと漠然と思っていたら、先日、クリエート・デザイン社から 4月 21日より 製品価格を 10% 前後値上げ するとの報道発表があったので、値上げをする前に購入しておかなくてはと思った訳です。アンテナの値上げ相当額で (新) アンテナに使用する同軸ケーブル代をほぼ賄えるので、計画前倒しであります。Hi.

 アンテナおよびケーブル類は既に先週末発注したので、今週末頃には届いてくると思っています。

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朝から強風が吹いています

2015年01月17日 | 空中線

 朝から北西の季節風が強く吹いています。

 私が使用しているタワー (KT-18R) はアンテナをエレベーター方式でアップ・ダウンさせるため、給電用のケーブルをタワーの外側に垂らしており、何も対策をしていなければ、この北西の季節風でケーブルがタワー方向へ流されます。


  

 そこで、写真のように給電ケーブルの中間点に支線(細めのロープ)をくくり付けて風上方向へ引っ張っています。そのために風が強くても風に流されることもなく、結果タワーのボルトの頭にも引っかからないようになっています。

 もちろん台風や強風で大荒れのときはアンテナエレベータそのものを降ろしますが、降ろすほどでもないほどの強風時には無くてはならない仕掛けです。Hi.

 午後になって天候が回復してきましたが、北西の風は相変わらず吹いています。

 

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NB-32Xへの雨の影響 (SWR値)

2014年11月25日 | 空中線

 NB32X (WARCバンド用HB9CV) を修理後初めてまとまった雨が降ったので、雨がアンテナの同調点へどの程度あるかSWR値を各バンド毎に調べてみた。

 位相給電ラインとブーム間、トラップコイルの雨によるキャパシティーの変化、給電点の絶縁状態などいろいろ雨によってアンテナインピーダンスのパラメーターが変わるものと想定されるが、18MHz、24MHzは最良点が低い方向へ少しずれている。
 一方10MHzも同様に低い方へ変化しているが、SWRのカーブをみると、最良点が丁度良いところへ移動しており、雨の方が良さそうであります。Hi.

 いずれにしても、雨による大きな問題は無く、雨でも心配なしに運用できることが確認できた。

 

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アンテナマストのカラス除け

2014年11月16日 | 空中線

 昨日掲載した「カラス除け」を紹介します。

 基本はマストパイプの縁にカラスが止まることができないようにすれば良いので、材料にはクリーニング屋さんから来て溜まっている「針金ハンガー」を活用します。

 ① 針金ハンガーを切断して真っ直ぐ伸ばしたものを図左側のように加工します。
      (水平部の長さはマストパイプ径×1/2より少し大きめにします)

 ②図中央のように加工した針金 5 本を束にして下部をビニールテープで巻き、固定します。

 ③図右のとおり、マストパイプに差し込みます。

 針金ハンガー 1 本を図左のように加工するので、下部の直線部分がおよそ 50㎝ 程になります、① 5本束にすると重さもあること、② 形状から風圧は余り心配いらないことなどから、風で飛ばされることは無いだろうと思っています。

 今朝はカラスが近くで鳴いていたようですが、すぐにどこかに飛んでいったようでこの「カラス除け」の効果はあったようです。Hi.Hi.

 

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NB32X の 不良原因判明 & 修理作業

2014年11月15日 | 空中線

 今日は天候も回復しタワー上の作業には最適な天候となったので早速 MB32X 点検のため、タワーに登ってみました。

 アンテナを見渡したところ、給電点部分、リフレクターの位相給電ライン取付部ともネジゆるみ等も無く異常ありませんが、位相給電ラインをよく見てみると、カラスの糞?なのか、直径 2㎝ 程度の異物が位相給電ラインの間 (非絶縁部分) に挟まっています。SWR 値がおかしくなってから雨天時が特に悪かったので、雨でこの固形物が水を含みショート状態となっていたのはと思います。

 早速異物を取り除いて清掃後、位相給電ラインのクロス部分付近へは絶縁範囲を広くするためビニールテープを巻きたし修理完了としました。

      異物を取り除き修理完了後の SWR 値(24MHz帯)

 念のためにアンテナに 24MHz (200W) の電力を加えて Bird 電力計で進行波・反射波の電力を測定しました。

 反射波はおよそ 3W なので、SWR 値は 1.28 となり、ほぼ整合がとれています。
10MHz、18MHzも同様に Bird 電力計で測定してみましたが、両バンドとも反射波電力は小さく問題ありませんでした。

 次にカラス除け対策を以下のとおり実施しました。
 カラスが飛んできて止まる場所はいつもアンテナマスト用パイプの最頂部の縁なので、この縁に止まることができないようにしてやればカラスが寄り付くこともなくなります。
 そこで試しに針金ハンガーを活用して、写真のような突起物をアンテナマスト用パイプの先端に取り付けました。

 針金が 5 方向に突びでているので、アンテナマストパイプの縁に止まることは不可能です。もちろん針金は細く且つ斜めなので針金に止まることもできません。
 マストパイプの中には針金ハンガーを 50㎝ ほど長さに伸ばし束ねて止めており、重量があるので風で飛ばされることも無いだろうと思います。

 アンテナのブームにカラスが止っているところを見たことがなく、小鳥類はエレメントの先端に止まるので、アンテナブーム上の対策はとっていません。これでしばらく様子を見てみます。
 今まで朝早くカラスがアンテナマストに飛んでくると、アンテナマスト先端に止まりうるさくガー・ガーと鳴いていましたが、これで鳴くことが無くなれば対策OKとなります。Hi.

 

assembling drawing of NB32x 

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