釧路新聞2024.05.12
夜の森を舞台とした、釧路市阿寒湖温泉の自然体験型観光コンテンツ「阿寒湖の森ナイトウォークKAMUYLUMINA(カムイルミナ)」(阿寒アドベンチャーツーリズム主催)の2024年シーズンが11日、始まった。11月9日まで毎日、阿寒湖の大自然とアイヌ文化、デジタルアートが融合したアイヌの神々``カムイ、、の物語を五感で楽しめる。
ナイトウォークの入り口となる阿寒観光汽船「まりもの里桟橋」前でオープニングセレモニーが行われた。阿寒アドベンチャーツーリズムの山浦祥治取締役は「2019年のオープン以来、3年間コロナ禍で思うような結果を残せなかったが、昨年から通常営業を始められた。最大限、環境に配慮した運営を行い、アドベンチャートラベルの普及に向け海外に向けた情報発信にも取り組む」とあいさつした。その後、アイヌ民族伝統の神への祈り「カムイノミ」で、イベントの成功や無事故を願った。
開始時間は日没の時間で異なり、8月9日までは午後7時30分~同9時。料金は大人(中学生以上)が前売り3000円、当日3500円、小学生は前売り1500円、当日1700円。カムイルミナの公式サイトや阿寒湖周辺の宿泊施設などで購入できる。
が鳴る「リズムスティック」を手に、カムイルミナの世界へ向かう参加者