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ピアノ・レッスン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

2023-11-24 | 先住民族関連

RENOTE2023.11.23

『ピアノ・レッスン』とは、1993年にオーストラリアで制作された恋愛映画である。口が利けない女性エイダは娘フローラと共にスコットランドからまだ見ぬ夫スチュアートがいるニュージーランドへと渡る。エイダに興味を持った地主ベインズは自分に弾き方を教えてくれるならピアノを返すことを提案した。レッスンを重ねる度にエイダは粗野なベインズに惹かれていくのであった。第66回アカデミー賞で主演女優賞、助演女優賞、脚本賞を受賞した燃え上がる男女の恋を官能的に描いたジェーン・カンピオン監督作。

『ピアノ・レッスン』の概要

『ピアノ・レッスン』とは、1993年にオーストラリアで制作された恋愛映画である。6歳の頃から口が利けない女性エイダ・マクグラスは娘フローラ・マクグラスと共に、まだ見ぬ夫アリスディア・スチュアートが住む未開の地ニュージーランドへ渡る。
口が利けないエイダにとってピアノは彼女の感情表現の手段であり、言葉でもあるが、「重すぎる」という理由でスチュアートは運ぶことを拒否し、浜辺に置き去りにしてしまう。
スチュアートの友人であり、ニュージーランド先住民マオリ族に同化した地主ジョージ・ベインズはエイダに興味を持ち、スチュアートに「土地とピアノを交換したい」と申し出る。
ベインズはエイダに「ピアノの弾き方を教えてくれたら、返す」と提案し、戸惑いながらもエイダはベインズの提案を受け入れる。
粗野な性格でありながら情熱的なベインズにエイダはレッスンの度に惹かれていくのであった。
口が利けないエイダ・マクグラス役を演じたホリー・ハンターは映画の中で自らピアノ演奏を披露し、アカデミー主演女優賞を受賞した。エイダの娘フローラ・マクグラスを演じたアンナ・パキンはアカデミー助演女優賞を史上2番目の若さである11歳で受賞した。
監督は『ある貴婦人の肖像』、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』などで知られるジェーン・カンピオンが務め、アカデミー脚本賞を受賞した。

『ピアノ・レッスン』のあらすじ・ストーリー

遠く離れた未開の地ニュージーランドへ

1852年、スコットランド。
エイダ・マクグラスは6歳の頃に母親を亡くして以来、話すことをやめている。彼女はピアノを弾くことで自身の喜怒哀楽を表現しており、ピアノはエイダにとって何よりも大切なものであった。
エイダは夫となる男アリスディア・スチュアートが住むニュージーランドへ嫁ぐことになり、独り娘フローラ・マクグラスと共にスコットランドを離れる。
荒れ狂う海を渡って未開の地ニュージーランドへたどり着いたエイダとフローラは、天候が悪かったことから海岸でテントを張って一夜を過ごした。
翌朝、ニュージーランドの先住民マオリ族を引き連れてスチュアートがエイダとフローラを迎えに来た。
エイダの荷物を運び始めるが、彼女のピアノだけは「重過ぎる」という理由でスチュアートは運ぶことを拒否した。
エイダは娘フローラを通して「ピアノを運んで欲しい」と懇願するが、スチュアートは聞く耳を持たなかった。
エイダは海岸に置き去りにされたピアノをただ見つめ続けるだけであった。

エイダ・マクグラスに惹かれていくジョージ・ベインズ

ぬかるんだ道を歩いて住まいに到着したエイダであるが、気持ちは浜辺に置き去りにされているピアノに向いていた。結婚式を挙げることを拒んだエイダは夫となったスチュアートと写真だけ撮ったが、写真に入れてもらえないエイダの娘フローラは不機嫌になった。
フローラはスチュアートの叔母モラグに母親エイダと父親との出会いを話した。
そしてエイダが言葉を話さなくなった理由は「結婚式の日に父親が雷に打たれて死んだから」と作り話をして同情してもらった。
次の日、スチュアートはニュージーランドの先住民マオリの土地を買い付けに行くために数日の間家を留守にした。
エイダは娘フローラと共に夫スチュアートの友人でマオリに同化しているジョージ・ベインズの住む小屋を訪ねる。
「ピアノが置き去りにされている浜辺へ連れて行って欲しい」と頼みますが、ベインズは「できない」と言って拒否する。
いつまでもエイダとフローラが小屋の前にいることを目にしたベインズはついに根負けし、エイダとフローラをピアノが置き去りにされている浜辺へ連れていった。
エイダは浜辺に連れてきてもらってすぐ、ピアノを弾き始める。生き生きとした表情を見せながらエイダはピアノを弾き、その音に合わせてフローラは砂浜の上で踊る。
ベインズはピアノを弾くエイダと彼女が奏でる音色に心を奪われていく。

ジョージ・ベインズからの提案

ある日、ジョージ・ベインズはエイダの夫で友人でもあるアリスディア・スチュアートに「土地とピアノを交換したい」と持ちかけた。
スチュアートは「音楽好きのベインズか」と驚きを見せながらベインズからの提案を受け入れた。
エイダは自分の大切なピアノが土地と交換されたことに激しい怒りを見せるが、「犠牲に耐えることが家族だぞ」とスチュアートはエイダに怒鳴り、ベインズにピアノの弾き方を教えるように言うのであった。
ピアノは海風にさらされ、ベインズが住む小屋に運ばれるまでに何度も落とされてしまう。
自分の大切なピアノが無事であると思っていないエイダはベインズにレッスンをする気持ちなどなかった。
しかしベインズは調律師を雇い、エイダのピアノの調律を依頼した。
エイダがベインズの住む小屋にやって来てピアノを弾くと、調律されていることにエイダは驚きを隠せなかった。
エイダはベインズにピアノを教えることを承諾するが、ベインズは「ピアノを弾いているところを聞いて覚える」と言った。
雨が降るある日、ベインズの小屋でエイダはピアノを弾いていた。突然、ベインズは映画の首筋にキスをした。
あまりに突然の事に驚くエイダに対し、ベインズは「ピアノを取り戻す方法がある。ピアノを取り戻したいだろう?」とエイダに言った。
「白鍵ひとつにつき体を触らせろ」とベインズはエイダに持ちかける。エイダは自分の大切なピアノを取り戻すために「黒鍵ならば」とベインズの提案を受け入れたのであった。

燃え上がるエイダの恋

レッスンをするという名目でエイダはベインズと情事を重ねていく。
「ピアノの鍵盤の数だけやりたいと思っていることをさせてくれれば、大切なピアノを返す」とベインズはエイダに言う。
エイダは自分の言葉であるピアノを取り戻したいがためにベインズの提案を受け入れるが、彼の要望は次第にエスカレートしていく。
「スカートを上げろ。服を脱げ、体に触らせろ」と鍵盤の数を増やしてベインズは自分のやりたいことを実行していった。
さらには添い寝をすることまでベインズはエイダに要求していく。
教会で上演される感謝祭の演劇にエイダの娘フローラが出演することになり、スチュアートとエイダは劇を見に行く。その場にベインズもやって来るのだが、エイダの隣に座ることを拒否されてしまう。
ベインズはエイダの手を握るスチュアートの姿を目にして我慢がならず、退席してしまうのだった。
真剣にベインズはエイダが弾くピアノの音に耳を傾け、いつしかエイダはベインズに惹かれていく。
荒々しくも情熱的なベインズに対してエイダは鍵盤5鍵で裸になって体を触らせることを許すのであった。
母親エイダとベインズの情事をエイダの娘フローラは板の隙間から覗いていた。
外に締め出されていたフローラはエイダに対して不満を持っており、義理の父親に対して「ベインズはピアノを弾いてなんかいない。ただ聞いているだけだ」と話した。

アリスディア・スチュアートの怒り

ベインズは裸になったエイダの体に触れたことを恥ずかしく思い、無償で彼女が大切にしているピアノを返すことに決め、ベインズはピアノを小屋から運び出し、スチュアートの家に運んだ。
エイダは「なぜピアノを返すのか?」と尋ねるが、「エイダを淫売にしてしまっては自分が情けない。夫を持つ相手と愛し合えない」とベインズは言い、ピアノをエイダに返した。
ピアノが返されたことでスチュアートはピアノと交換した土地を返さなければならないと慌てるが、「無償でピアノを返す」と言って、スチュアートを安心させた。
スチュアートは妻であるエイダに「ピアノを弾いてくれ」と頼むが、エイダはベインズの行動に納得がいかないことからピアノを弾くことを拒否し、娘フローラに弾かせた。
エイダはベインズの気持ちがわからなくなり、途方に暮れるだけだった。ピアノは弾きたいものの、ベインズのことが気になって仕方がないのだ。
娘が止めるのにも構わずにエイダはベインズが住む小屋に向かっていった。「君を不幸にすることなどできない」とベインズは本当の気持ちをエイダに告白した。
それを聞いたエイダは心打たれ、ベインズとエイダは体を重ねるのであった。
エイダに裏切られた感じたフローラは義理の父親であるスチュアートにエイダとベインズの関係を話してしまう。
スチュアートはこっそりとベインズが住む小屋へ行き、妻であるエイダが友人のベインズと抱き合う様子を目にしてしまうのであった。
自分が目にした妻の行動に不信感を募らせたスチュアートはエイダと無理矢理体を重ねようとするが、エイダは決してスチュアートを受け入れなかった。夫であるスチュアートの不満を知ったエイダはベインズと会わない代わりにスチュアートを安心させるために彼の体に触れ、満足させる。
ある日、スチュアートがまた仕事で家を留守にすることになり、エイダはそれを見計らってピアノの鍵盤を外してベインズに対する愛の言葉を刻んだ。
愛の言葉を刻んだ鍵盤を「ベインズに渡して欲しい」と言って、フローラに預ける。
だが、ベインズのことを認められないフローラはエイダから渡された鍵盤をスチュアートに渡してしまう。
鍵盤に刻まれた言葉を見て激しい怒りを覚えたスチュアートは家へ急いで戻り、エイダに詰め寄ると斧でエイダの指を切り落とした。
エイダは泣き叫ぶことなく呆然とし、雨に打たれながら泥の中に座り込むだけだった。

愛する人、愛する娘との新しい生活

母親エイダが義理の父親スチュアートによって斧で指を切り落とされた光景を目にしたフローラは自分の行動が招いた恐ろしい結果を知った。
スチュアートから渡されたエイダの指と伝言を持って泣き叫びながらベインズの小屋へと向かっていった。
泣き叫ぶフローラから伝言を聞いたベインズは悲しみと怒りを覚えるが、泣き叫ぶフローラから「またあなたに会うのなら、エイダの指を切り落とす」と聞かされる。
エイダを愛したいと思っていたスチュアートは熱に浮かされた彼女を無理に犯そうとする。その時、エイダは目を見開いてじっと見つめ、スチュアートは声なき声を聞いたと感じた。
スチュアートはベインズの住む小屋へ行き、「エイダと共に出て行くがいい」と伝えた。
エイダはベインズとフローラと共に今まで住んでいた土地を離れることになった。大切なピアノと共にボートに乗ったエイダであったが、「ピアノを捨てて欲しい」と告げる。
彼女の言葉通りピアノは海に捨てられるが、ピアノに結ばれたロープにエイダは自分の足を絡ませてしまう。
海に沈もうとしていたエイダであったが、ピアノだけを海に沈め、自分は沈まずに海上へと出てきた。
ニュージーランドの北にある町でエイダはフローラとベインズと共に新しい生活を始めた。
ベインズはエイダに義指を作ってもらい、ピアノを教えている。
話す訓練を始めたエイダであるが、夜になると海に沈んだピアノのことを考えるのであった。

『ピアノ・レッスン』の登場人物・キャラクター

主人公

エイダ・マクグラス(演:ホリー・ハンター)

日本語吹き替え:戸田恵子
口が利けない女性。6歳の頃に母親を亡くして以来話すことをやめ、ピアノで自身の感情を表現している。娘フローラ・マクグラスと共にまだ見ぬ夫アリスディア・スチュアートが住む未開拓のニュージーランドへスコットランドから移り住む。スチュアートの友人でニュージーランドの先住民マオリに同化している白人ジョージ・ベインズに興味を持たれる。ベインズが土地と交換で手に入れたピアノを取り戻すために黒鍵の数だけベインズにピアノの弾き方を教えていく。戸惑いながらも、荒々しくも情熱的なベインズに次第に惹かれていく。娘フローラはベインズとエイダが情事を重ねていることを密告し、怒り狂ったスチュアートに斧で右手の人差し指を切り落とされてしまう。
ベインズと娘フローラと共にニュージーランドを出て、ある町で新しい生活を始めることに決めた。

エイダ・マクグラスの家族

フローラ・マクグラス(演:アンナ・パキン)

日本語吹き替え:坂本真綾
エイダ・マクグラスの娘。母親エイダ・マクグラスと共に未開の地ニュージーランドへスコットランドから移り住む。
口が利けない母親エイダと義理の父親アリスディア・スチュアートの間を取り持つことがある。
エイダが浜辺で弾くピアノの音に合わせて無邪気に踊る姿を見せる一方、母親とジョージ・ベインズがピアノのレッスンと称して情事を重ねている姿を目にし、そのことをスチュアートに密告した。
エイダとベインズの情事に怒り狂ったスチュアートがエイダの右手の人差し指を斧で切り落とした時には激しく泣き叫ぶ。
母親エイダとベインズと共にニュージーランドを離れた場所にある町で新しい生活を始める。

アリスディア・スチュアート(演:サム・ニール)

日本語吹き替え:鈴置洋孝
エイダ・マクグラスの夫で、エイダ・マクグラスの娘フローラ・マクグラスの義理の父親。
ニュージーランドから遠く離れたスコットランドから嫁いできたエイダとフローラを迎えるが、エイダのピアノを「重過ぎるから」という理由で浜辺に置き去りにする。友人ジョージ・ベインズから「ピアノと土地を交換したい」という申し出を受け入れてエイダのピアノをベインズに譲り、彼女の怒りを買う。
ベインズとエイダがピアノのレッスンと称して密会していることを知って怒り狂い、エイダの右手の人差し指を斧で切り落とす。
エイダを愛するものの、彼女の愛は自分ではなくベインズに向けられていることを知り、ニュージーランドからエイダ、フローラ、ベインズが去ることを認める。

アリスディア・スチュアートの友人

ジョージ・ベインズ(演:ハーベイ・カイテル)

日本語吹き替え:樋浦勉
ニュージーランド先住民マオリ族に同化した白人男性の地主。
エイダの夫アリスディア・スチュアートの友人で、土地と交換でエイダのピアノを手に入れる。ピアノを取り戻したいエイダに対して、「黒鍵の数だけ自分にピアノの弾き方を教えてくれたら、ピアノを返す」と約束する。
ピアノのレッスンの度にエイダにキスをしたり体を触らせたりするなど、レッスンの度にエイダの魅力に惹かれていく。
友人であるアリスディア・スチュアートにエイダとの情事を知られてしまう。
エイダと彼女の娘フローラを連れてニュージョーランドを離れ、新しい生活を始める。

アリスディア・スチュアートの親戚

モラグ(演:ケリー・ウォーカー)

日本語吹き替え:さとうあい
アリスディア・スチュアートの叔母。
スコットランドから嫁いできたエイダ・マクグラスの娘フローラ・マクグラスから「父親が亡くなった原因は雷に打たれて焼かれた死んだから」と話を聞かされ、フローラに同情した。

ネッシー(演:ジュヌヴィエーヴ・レモン)

日本語吹き替え:鉄炮塚葉子
エイダ・マクグラスとアリスディア・スチュアートの結婚式のシーンで登場する。

ヒラ(演:トゥアンギ・ベイカー)

日本語吹き替え:瀬畑奈津子

牧師(演:イアン・ミューン)

日本語吹き替え:田口昴

『ピアノ・レッスン』の用語

ピアノ

映画のタイトルに入っており、主人公エイダ・マクグラスの感情を表現する手段でもあるピアノは鍵盤楽器である。
白鍵44鍵、黒鍵44鍵の合計88鍵の鍵盤があり、作曲、演奏、音楽の授業などに用いられている。
映画ではエイダ・マクグラスとジョージ・ベインズとの距離を縮めていくための手段として登場している。

『ピアノ・レッスン』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

エイダ・マクグラス「私自身は自分に声がないと思っていない。ピアノがあるから」

エイダ・マクグラスは6歳の頃から話すことをやめた。彼女は言葉を話さない代わりにピアノを弾くことで自分自身の感情を表現しているのである。
映画のオープニングシーンでエイダは、「私自身は自分に声がないと思っていない。ピアノがあるから」と言う。
言葉を話すことが当たり前の人から見ればエイダの考え方は奇妙であるが、エイダ自身はピアノを弾くことで己の感情を表現しているので声がないと思っていないのだ。
ピアノを弾くことでエイダの内に秘める感情が強く感じられるシーンだ。

雨の中でエイダ・マクグラスとアリスディア・スチュアートが写真に収まるシーン

スコットランドから遠い異国ニュージーランドへ嫁いだエイダ・マクグラスはアリスディア・スチュアートと写真に収まる。雨が降る中で写真に収まる2人だが、エイダはスチュアートが「重すぎる」という理由で運ぶことを拒否し、海岸に残されたままのピアノが気になって仕方がない。
結婚という祝福に満ちた行事であるはずが、エイダにとってはピアノが大事であるということが伝わってくる。

ジョージ・ベインズ「ピアノを取り戻す方法がある。ピアノを取り戻したいだろう?」

『ピアノ・レッスン』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

エイダ役の候補は別の女優

映画『ピアノ・レッスン』で口が利けない女性エイダ役の候補に挙がっていたのはシガーニー・ウィーバーであった。『エイリアン』や『デーヴ』などの映画に出演しているシガーニー・ウィーバーをエイダ役としてジェーン・カンピオン監督はイメージしていたが、エイダ役に興味を持った女優ホリー・ハンターはカンピオン監督に熱心に売り込みをかけた。ハンターはスコットランド訛りの英語でセリフを話す自身の映像とピアノを弾く映像をカンピオン監督に送って熱心に売り込んだ結果、エイダ役を演じることが実現した。

史上2番目に若いアカデミー助演女優賞受賞者

映画『ピアノ・レッスン』でホリー・ハンター演じる口が利けない女性エイダ・マクグラスの娘フローラ・マクグラスを演じていたのはアンナ・パキンです。アンナ・パキンはこの映画でアカデミー助演女優賞を受賞しました。受賞した当時は11歳であり、1973年の映画『ペーパー・ムーン』でアカデミー助演女優賞を10歳で受賞したテイタム・オニールに次ぐ史上2番目の若い受賞者となりました。

史上3人目のアカデミー監督賞を受賞した女性

映画『ピアノ・レッスン』で監督と脚本を務めたのがジェーン・カンピオンである。彼女は本作『ピアノ・レッスン』で第66回アカデミー脚本賞を受賞している。
2021年の映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』で第94回アカデミー監督賞を受賞した。2008年の映画『ハート・ロッカー』でアカデミー監督賞を受賞したキャスリン・ビグロー、2020年の映画『ノマドランド』でアカデミー監督賞を受賞したクロエ・ジャオに続く史上3人目のアカデミー監督賞を受賞した女性監督となった。

『ピアノ・レッスン』の主題歌・挿入歌

主題歌:Michael Nyman 「The Heart Asks Pleasure First」

https://www.youtube.com/watch?v=db6ygd-xAhA

挿入歌:Michael Nyman 「The Scent of Love」

https://www.youtube.com/watch?v=O5CtQ8Hnh-c&embeds_referring_euri=https%3A%2F%2Frenote.net%2F&source_ve_path=OTY3MTQ&feature=emb_imp_woyt

https://renote.net/articles/326208

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