2024.05.22室蘭民報
宴会場で民謡を楽しむ参加者たち
カルルス温泉文化祭「ジャズと民謡」(同実行委員会主催)が19日、登別市カルルス町のカルルス温泉鈴木旅館で開かれた。昼と夜の部で計100人が参加し、多彩な音楽と温泉のコラボレーションを楽しんだ。
民謡と津軽三味線の「紀伊なつみ&仲野魅斗」、室蘭と東京、福井の音楽家によるジャズバンド「温泉にゃんこカルテット」、阿寒湖アイヌコタンの姉妹ユニット「Kapiw&Apappo」が出演。
津軽三味線とドラムの即興セッションなどもあり、参加者は手拍子や拍手をしながら、音楽に熱中。カルルス特製弁当や登別産ホップ100%の地ビールなどにも舌鼓を打った。
実行委員長で市地域おこし協力隊の新村のりこさんは「参加者の皆さんが音楽に引き込まれながら、飲んだり食べたりくつろいでいる光景が見られてうれしかった。心と体を温めてもらえたら」と振り返った。
鈴木旅館の鈴木寿一代表取締役は「カルルス温泉を知ってもらうためには良い取り組み。とても感謝しています」と話していた。