元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

2005年03月16日 | Weblog
昨日、初めて黛の『涅槃交響曲』を聴いてみた。
最初は「アイディアと音響はおもしろいけど・・・」といった感じだったが、
終楽章の地の底からわき上がってくるような合唱とオケの響きには感銘を受けた。
もともと黛のオケ作品を聴くのはこれが初めて。今まではもっぱら吹奏楽ばっかりだった。
高2の時の自由曲が『天地創造』。映画音楽とも知らずに演奏していたが、自分が
メインテーマのHrソロを担当しただけに思い出深い。往年の土気中学校が
サントリーホールでこの曲を演奏した時、「ノアの箱船」で最後のドラが鳴り響いた
瞬間は印象的だった(加養氏、かっこよかった・・・)。
また、コンクールで秋田南高校が『舞楽』を演奏した時も、何がなんだかよく分からなかった
けれど、とにかくすごかったのを覚えている。
(後になってCDで聴き直して、改めて実感した。)
それと岩城宏之指揮の黛作品集CD(タイトル忘れました) 。
その昔はバリバリの吹奏楽作品(ただし弦抜きオケ)を書いていたというのが興味深い。

実はNAXOSから出ている黛作品集を買おうと思っているところなのだが、
岩城さんがかつて「『金閣寺』はすごい!」と言っていたのを思いだし、
『金閣寺』も聴いてみたいなあ、なんて考えてもいる。
コメント
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