元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

6月1日

2021年06月01日 | 物件
6月末発売予定の物件。
買いですwww!



ムソルグスキー:歌劇全集
ゴロワノフ、S.エリツィン、V.ネボルシン、スヴェトラーノフ、ボリショイ劇場、他(1946~1963)(17CD)


ゴロワノフはじめ最高の演奏陣!
ありそうでなかったムソルグスキー歌劇全集!

ムソルグスキーは類のない天才ながら、完成された作品は歌曲やピアノ曲を除けば多くありません。ことにオペラは自身でオーケストレーションまで終えたのは『ボリス・ゴドゥノフ』のみで、それも含め他人の手の入った版で演奏されることが主流となっています。
『ボリス・ゴドゥノフ』『ホヴァンシチナ』をはじめとするムソルグスキーの全オペラを17枚組で「Profil」レーベルが実現。これまでありそうでなかった好企画です。大半がメロディア音源による1946~1963年のボリショイ劇場黄金期の名演によるのも大歓迎。
リムスキー=コルサコフ版『ボリス・ゴドゥノフ』は1948~9年のゴロワノフによるセッション録音。ボリス役はゴロワノフの指名で名バス歌手マルク・レイゼンが務めていますが、一説にはユダヤ人レイゼンが皇帝ボリスを演じることにスターリンが不服で、ゴロワノフの罷免につながったとも言われます。また完全版ではなく、6場は録音しなかったのと7場にもカットがあるため、ボーナス・トラックとしてメリク=パシャエフとボリショイ劇場、クリュイタンスとソフィア国立歌劇場(合唱団)による音源で補完しているのもありがたい限り。
ゴロワノフは『ボリス』以外にも、『ソローチンツィの定期市』から『前奏曲』『禿山の一夜』、『ゴパーク』、『ヨシュア』の『リビア人の戦いの歌』などで凄まじい怪演を聴かせてくれます。
『ボリス・ゴドゥノフ』と『ホヴァンシチナ』はリムスキー=コルサコフ版とショスタコーヴィチ版がそれぞれ全曲収められていて、違いを堪能できます。ショスタコーヴィチ版では『ボリス』がセルゲイ・エリツィン指揮キーロフ(マリインスキー)、『ホヴァンシチナ』がスヴェトラーノフとボリショイという豪華さ。さらに『結婚』『サランボー』など聴く機会の少ないものももれなく収録。サランボー役は大指揮者ゲンナジー・ロジェストヴェンスキーの実母ナタリヤ・ロジェストヴェンスカヤの伝説的な歌唱を味わえます。
ディスク17は、不世出のボリス歌手シャリアピンの至芸をまとめました。いずれもイギリスで行った録音や公演で、最後の1928年コヴェント・ガーデンの上演はシャリアピンのみロシア語、カロージオとバダはイタリア語という不可思議なことになっているのも珍品。(輸入元情報)
Disc1-3(76:17/68:49/64:39)
● ムソルグスキー:歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』(リムスキー=コルサコフ版+8場:イッポリトフ=イヴァノフ版)

ボリス・ゴドゥノフ:マルク・レイゼン(バス)
クセニヤ:エリザヴェタ・シュムスカヤ(ソプラノ)
フョードル:ブロニスラヴァ・ズラトゴロワ(コントラルト)
乳母:エフゲニヤ・ヴェルビツカヤ(メゾソプラノ)
グリゴーリー:ゲオルギー・ネレップ(テノール)
ピーメン:マクシム・ミハイロフ(バス)
マリーナ:マリヤ・マクサコワ(ソプラノ)、他
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
ニコライ・ゴロワノフ(指揮)

録音:1948-49年 モスクワ(セッション)

ボーナス
● 6場のカット部分

マリーナ:マリヤ・マクサコワ(ソプラノ)
ランゴーニ:アレクセイ・イワーノフ(バリトン)
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
アレクサンドル・メリク=パシャエフ(指揮)

録音:1948年(ライヴ)、1962年(セッション)

● 7場のカット部分

グリゴーリー:ディミタル・ウズノフ(テノール)
マリーナ:イヴリン・リアー(ソプラノ)
ランゴーニ:アントン・ディアコフ(バス)
ソフィア国立歌劇場合唱団
パリ音楽院管弦楽団
アンドレ・クリュイタンス(指揮)

録音:1962年 パリ(セッション)Disc4-6(65:17/66:54/52:50)
● ムソルグスキー:歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』全曲(ショスタコーヴィチ版)

ボリス・ゴドゥノフ:ボリス・シトーコロフ(バス)
クセニヤ:ヴァレリヤ・リュバーヴィナ(ソプラノ)
フョードル:エラ・クラユーシキナ(アルト)
乳母:リュドミラ・グルディナ(メゾ・ソプラノ)
グリゴーリー:フセヴォロド・プチコフ(テノール)
ピーメン:ミハイル・チェルノジュコフ(バス)
マリーナ:リムマ・バリノワ(ソプラノ)、他
キーロフ劇場管弦楽団&合唱団
セルゲイ・エリツィン(指揮)

録音:1960年12月14日 キーロフ(マリインスキー)劇場(ライヴ)Disc7-9(42:14/67:11/70:08)
● ムソルグスキー:歌劇『ホヴァンシチナ』全曲(リムスキー=コルサコフ版)

イワン・ホヴァンスキー:アレクセイ・クリフチェーニャ(バス)
アンドレイ・ホヴァンスキー:アレクセイ・ボリシャコフ(テノール)
ゴリーツィン公:ニカンデル・ハナーエフ(テノール)
シャクロヴィトィ:アレクセイ・イワーノフ(バリトン)
マルファ:マリヤ・マクサコワ(ソプラノ)、他
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
、ワシリー・ネボルシン(指揮)

録音:1953年 モスクワ(セッション)

ボーナス
● マルファの予言の歌(第2幕)
● マルファの恋の歌(第3幕)

ザーラ・ドゥルハノワ(メゾ・ソプラノ)
モスクワ放送交響楽団
アレクセイ・コヴァリョフ(指揮)

録音:1953年Disc10-11(62:36/68:01)
● ムソルグスキー:歌劇『ホヴァンシチナ』全曲(ショスタコーヴィチ版)

イワン・ホヴァンスキー:アレクセイ・クリフチェーニャ(バス)
アンドレイ・ホヴァンスキー:アントン・グリゴリエフ(テノール)
ゴリーツィン公:ウラジーミル・ペトロフ(テノール)
シャクロヴィトィ:エフゲニー・キプカロ(バリトン)
マルファ:キラ・レオノワ(ソプラノ)、他
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)

録音:1959/62年 モスクワ(セッション)Disc12-13(52:19/56:56)
● ムソルグスキー:歌劇『結婚』全曲(イッポリトフ=イヴァノフ版)

ポドコリョーシン:ダニイル・デミヤーノフ(バリトン)
ステパン:ゲオルギー・アブラモフ(バス)
フョークラ:アンナ・マチューシナ(メゾ・ソプラノ)
コチャカリョフ:パヴェル・ポントリャーギン(テノール)
アガーフィヤ:アレクサンドラ・ヤコヴェンコ(ソプラノ)、他
モスクワ放送交響楽団
アレクセイ・コヴァリョフ(指揮)

録音:1952年 モスクワ(セッション)Disc14-15(72:56/68:34)
● ムソルグスキー:歌劇『ソロチンツィの定期市』全曲(シェバリーン版)

チェレヴィク:ラトコ・コロシェツ(バス)
ヒーヴリャ:ボグダナ・ストリタル(メゾ・ソプラノ)
パラーシャ:ヴィルマ・ブコヴェツ(ソプラノ)、他
スロヴェニア国立リュブリャナ歌劇場管弦楽団&合唱団
サモ・フバード(指揮)

録音:1955年

ボーナス
1. 前奏曲(リャードフ版)

モスクワ放送交響楽団
ニコライ・ゴロワノフ(指揮)
録音:1950年

2. グリツィコのドゥムカ(キュイ版)

ゲオルギー・ヴィノグラードフ(テノール)

ボリショイ劇場管弦楽団
サムイル・サモスード(指揮)
録音:1948年

3. アファナシーとヒーブリャの二重唱(サフノフスキー版)

ヴェラ・マカロワ(メゾ・ソプラノ)
セルゲイ・ストレリツォフ(テノール)
ボリショイ劇場管弦楽団
レフ・シテインベルク(指揮)

録音:1938年

4. 禿山の一夜(リムスキー=コルサコフ版)
5. パラーシャのドゥムカ(リャードフ版)
6. ゴパーク(リャードフ版)

グラフィラ・ジュコフスカヤ(ソプラノ:5)
モスクワ放送交響楽団
ニコライ・ゴロワノフ(指揮)
録音:1950年(2,6)、1940年(5)Disc16(47:02)
ムソルグスキー:
● サランボー(6つの断章)

サランボー:ナタリヤ・ロジェストヴェンスカヤ(ソプラノ)
マトー:ウラジーミル・サハロフ(バス)
バレアレス島民:ボリス・クリストフ(バス)
アレクサンドル・ラビンスキー(ピアノ)
アレクセイ・コロリョフ(指揮)
録音:1957年

● ヨシュア~リビア人の戦いの歌(リムスキー=コルサコフ版)

マリヤ・マクサコワ(メゾ・ソプラノ)
モスクワ放送交響楽団&合唱団
ニコライ・ゴロワノフ(指揮)
録音:1939年

● ヨシュア~古典様式による間奏曲(リムスキー=コルサコフ版)

モスクワ放送交響楽団
ボリス・ハイキン(指揮)
録音:1955年

● ムラダ~公と僧侶たちの行進(リムスキー=コルサコフ版)

フィルハーモニア管弦楽団
ワルター・ジュスキント(指揮)
録音:1952年Disc17(67:41)
『シャリアピン、ボリス・ゴドゥノフを歌う(リムスキー=コルサコフ版)』

1. 戴冠式の場
2. 第2幕 ボリスのモノローグ「私は最高権力を握った」
3. 第2幕 時計の場「ああ苦しい」
4. 第4幕 ボリスの別れ「わが子よ、さらば」
5. 第4幕 ボリスの死「鐘だ、弔いの鐘だ」
6. 第1幕2場 ヴァルラムの歌「カザンの城で」
7. 第1幕1場 ピーメンのモノローグ「あとひとつ物語を」
8. 第4幕 ピーメンのアリア「ある晩のこと」
9. 第2幕 ボリスとフョードルの場~モノローグ「私は最高権力を握った」~時計の場
10. 第4幕第2場 クレムリン宮殿の大広間の場(ピーメンの語りのみ欠)

フョードル・シャリアピン(バス)
ユージン・グーセンス指揮、管弦楽団(1,4)
マックス・スタインマン指揮、ロンドン交響楽団(2,3)
ローレンス・コリングウッド指揮、コリングウッド管弦楽団(5)
ロザリオ・ブルドン指揮、管弦楽団(6)
ジョージ・ビング指揮、管弦楽(7)
指揮及び管弦楽団不明(8)
フョードル:マルガレータ・カロージオ(ソプラノ:9,10)
シュイスキー:アンジェロ・バダ(テノール:9,10)
ヴィンチェンツォ・ベレッツァ指揮、コヴェント・ガーデン王立劇場管弦楽団(9,10)

録音:
1926年5月21日(4)、27日(1) ロンドン
1931年6月6日 ロンドン(2,3)
1926年6月13日 ロンドン、スモール・クィーンズ・ホール(5)
1926年5月31日(6)
1922年10月23日(7)
1911年11月26日(8)
1928年7月6日 ロンドン、コヴェント・カーデン/ライヴ(9,10)



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