本来なら今日のカテゴリーは「ラグビー」となるべきところ、
どうしても書いておきたい話題があるので、敢えて「いろいろ」に。
1)昨晩の鑑賞
山口百恵・伝説のコンサート(NHK)
今年でちょうど引退40年目を迎えるという事で、伝説のラストコンサートの模様をNHKが放送した。
もちろん録画(^^)。
カミさんが大好きな、TBS『秋の大感謝祭』の合間合間に観ると、いやこれがまた、何というか。
え、当時21歳だったの(驚)!!??
歌の上手さは勿論だが、その立ち居振る舞いといい、発散されるオーラといい、とても20代そこそこの歌手がが持っているものではない。
で、カミさんが寝室に向かった後は、コンサートの終盤を一人じっくりと鑑賞。
大好きな『ロックンロール・ウィドウ』でシャウトしまくった後は、
MCでお母さんへの思いをしみじみと語り、そのまま『秋桜』へ。
そして、名曲『曼珠沙華(まんじゅしゃか)』!
この辺り、心憎いほどファンの心を揺さぶる。
そしてバラードが続き、最後は『さよならの向こう側』を涙ながらに歌い切った後、ステージ中央にマイクを置いて、ステージの向こうへと去って行った。
リアルタイムで観ていたはずなのに、40年経ってもその魅力はいささかも失われてはいない。
'80年代の、どこか軽薄で浮ついた感のあった時代の空気に、自ら別れを告げたのかもしれない。
それにしても、21歳・・・。
百恵ちゃんの後、星の数ほどアイドルたちが登場したが、聖子といえども、私の好きな明菜といえども、
彼女のいたところまでは及ばなかったのだなあ。
後日、最初からじっくり鑑賞し直すとしよう(^^)。
2)本日のラグビー
関東大学ラグビー、いよいよ開幕!!
文字通り一日千秋の思いで待ちわびていた(^^;)。
で、昼前からPCのモニターの前に陣取って、微動だにせずw。
①対抗戦グループ:慶応大‐筑波大戦
K19-30T
端的に言えば、慶応が勝てなかった試合。
スクラムで優位に立ち序盤何度も筑波のDFを崩しながらミスで取り切れず。
前半の半ば過ぎから筑波のDFが慶応のATを上回り始め、さらに切れ味鋭いBK攻撃でトライを取り切って逆転!
後半も筑波のATが慶応のDFを何度も切り裂き、2T2G2PGを追加して、内容的には完勝。
昨年逆転サヨナラ負けを喫したことを十分に意識し、対策を練ってきたはずの筑波大戦でこれほどミスを連発するとは、
正直栗原HCの手腕には疑問を呈さざるを得ない。
逆にスクラムでの劣勢を覚悟の上で、DFでの圧力とBK攻撃で活路を見出した筑波の島崎HCは素晴らしい!
印象に残ったのは、筑波のCTB谷山。期待の有望新人が期待以上の働きを見せてくれた。
今後が楽しみ!
②同:早稲田大-青山学院大
W47-21A
こちらはここ2年早稲田が青学を完封したうえで100点近い大差をつけているカード。
序盤に早稲田があっさりと先制トライを取った辺りは、今年も同様の展開になるかと思われた。
しかし・・・、
青学の素早いDFと強く低いタックルに早稲田がミスとペナルティを次々と重ね、なかなか点差が開かない。
挙句にインターセプトから青学に3年ぶりのトライ献上(^^;)。
後半も流れはあまり変わらず、一時は6点差まで詰め寄られる!?
流石に終盤は早稲田がトライを重ね、最終的には7Tを挙げたが、最後まで気持ちとフィットネスが切れなかった青学の大健闘が光った試合となった。
例によって、某匿名掲示板では非難轟轟雨霰状態wだが、個人的にはこの苦戦は大変いい勉強となったと考える。
4年間ゲームをコントロールしてきた斎藤-岸岡のHB団と大学きってのペネトレイターだったCTB中野が卒業し、
しかも昨年の優勝経験メンバーの中から飛車角金銀(下川、相良、長田、河瀬)を落としたメンバー構成。
いかにポテンシャルを備えているとは言っても、2年生HBコンビと、公式戦経験の浅いFWメンバーにとっては、昨年のようなゲーム展開は期待するのが酷というもの(>_<)。
むしろこの時期に勝ち星とともに反省、というか具体的な課題を実感していける方が、チームの成長にとっては有益かと思う。
HB団の評価はまだまだこれからだが、今日デビューした2年生のBKグループ、松下、槇、小泉、今泉といったメンバーは
今季の活躍が大いに期待できる素材と見えた。
後は、空席となった2番・4番・7番に誰が入るか?
すみません、にわかラグビー評論家になってしまいました(苦笑)。
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