元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

2024 7月10日

2024年07月10日 | 鑑賞
感想②

*ヴェルディ@カラスマラソン:第2クール




今クールは『イル・トロヴァトーレ』と『仮面舞踏会』。
言い出せばキリはないのだが、ヴェルディを聴くととにかく体温が上がるのだけはよく分かったw
夏に聴くのは向かないかも。

因みに『イル・トロヴァトーレ』の指揮はカラヤン。
カラヤンがオペラ畑出身だということは十分に心得ているつもりだったが、ここで聴く「熱い」ヴェルディは後年のBPh時代のカラヤンの姿とは違うものに感じられた。

カラヤンのオペラはR.シュトラウスやらプッチーニやらビゼーやらを聴いて来たが、まだまだ知らないカラヤンがいるらしい(苦笑)。


*ヴェルディマラソンの後は「器楽曲」シリーズ、こちらも第2クール(^^;)↓


Cl:シャロン・カム(モーツァルト、シューマン、ブラームス、バルトーク)



Cl:エドゥアルト・ブルンナー(フォーレ、ベルク、ベートーヴェン)


Fl:アナ=デ・ラ・ヴェガ&Ob:ラモン=オルテガ・ケロ(ハイドン、シュターミッツ)



Fg:テオ・プラト(サン=サーンス、ドビュッシー、ブーランジェ、フランク)


どれも面白かったが、特にブルンナー(Cl)とプラト(Fg)は秀逸!

ブルンナー(元BRSO首席)の音と音楽はかなり強靭で、ドイツClの雄としての存在感は確かなものだったろう。

プラト(フランクフルト放送響首席)は2019年のミュンヘンコンクール優勝者との事だが、そのテクニックと音楽は頭抜けている。
サン=サーンス以外の作品は全てVn、Vcからのアレンジだが、弦楽器に勝るとも劣らない表現を十二分に聴かせてくれる。


基本4枚とも当たり(^^)b。


PS こちらは鑑賞中↓

コメント
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