元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

2023 7月29日

2023年07月29日 | 吹奏楽
猛暑の中、丸一日ホールに籠って吹奏楽コンクール県大会・小学校の部と中学校小編成の部を聴いてきました。

小学校の部は、予想した団体が代表となり、ほっと安心。
応援している学校は、まだまだ手を入れなければならないところが沢山ありそうですが(苦笑)、それでも音楽を伝える力は断トツでした。
逆に言えば伸びしろだらけw
顧問の先生はもっともっと歌いたいだろうなあ。

個人的に1位を付けた学校は、個人の技術も確かで、スッキリとまとまった演奏。
完成度は一番。
ただし、伸びしろはあまりなさそう(^^;)。

指揮をしていた若手の先生、とてもいい指揮をされていましたが、惜しむらくは曲間の間(ま)であったり、フレーズの最後の溜めが物足りなかったりと、
音楽の味付けの部分がちょっとだけ足りない感じで、勿体なかった。



午後の中学校小編成の部はもの凄く久しぶり。
聴き始めたら予想以上に上手な学校が多くてビックリ!?

代表の座を掴んだ学校はまあ予想通りだったが、いわゆる邦人作品を選曲した学校が2団体。
それぞれ文句なく上手だったのだけれど、生徒たちは結果とは別にホントに楽しかったのかなという疑問が湧いた。


例によって邦人作品が大多数を占める中、、メンケン『ノートルダムの鐘』とホルスト『二組』を選んだ学校の演奏が目を引いた。
生徒たちの楽しそうに演奏している事よ!
どうしても多くの邦人作品が「音楽」より「効果」を重視しているように聴こえてしまうので、作品の持つ力の差は大きい。


今回代表には届かなかったが、個人的には一番の演奏だったのがR.シュトラウスの『13管楽器のためのセレナーデ』(自前編曲)を取り上げた学校。
20団体近く聴いた中で、音楽の力を余すところなく伝えてくれていた。


コンクールという競争の場の中で、「効果」を重視した曲を選ぶのも分からないではないのだけれど、やはりコンクールでも「音楽」を聴かせてほしいとしみじみ思った次第。


さて明日は午前中が高校・小編成の部、午後が一般の部。
今日もそうだったが、午後は正直なところ避暑目的というのが正直なところw
明日も頑張ってホールに籠りたい(^^;)




PS
帰ってからはラグビー日本代表vsトンガ代表戦の観戦。
内容的には苦しい場面も多かったが、21-16で何とか勝ちを収めた。

とにかく勝ってくれたのが嬉しい(^^)b!

コメント
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