こんにちは、国立市農業委員会所属の石井伸之です。



本日は午前8時より市内公立小学校5年生を対象とした稲作体験水田において、二度目の草取りを行いました。



前回は田車という機械を用いて、稲と稲の間に生えていた雑草を取り除いたのですが、田車では取りきれない雑草が大きくなってきたということから、二度目の雑草取りを実施したところです。






田んぼに入ってみると、田車の通過した場所を避けたと思われる稲の間際に雑草が茂っておりました。

猛暑ということから、半袖の絆ポロシャツで作業したのですが、これが大失敗。

雑草を取る為に稲を掻き分けて、手を伸ばす際に、稲の刃先が鋭い刃物の如く、両腕にかまいたちでも通り過ぎたかのように、細かな傷を付けます。
作業をしている際は無我夢中ですから、それほど痛みを感じませんが、休憩となり、ホッと一息つくとジワジワとした痛みに襲われました。




休憩していると、用水の流れを調整する土嚢袋にミツバチが集まっており、こういった場所でミツバチも給水しているようです。






それにしても腰を屈めて雑草を取るのは非常に疲れる作業で、徐々に足・腰・肩・首が凝ってきました。
仕舞にはアメンボのように四つん這いとなって、腕立て伏せの要領で両手に力を入れながら、表土を削るかのように雑草を根こそぎ取る方法が意外と楽な姿勢だと気付きました。
作業中には、蛙やバッタ、トンボの群れが自然の豊かさを実感させてくれます。

取り除いた雑草の山です。



雑草取り終了後の田んぼです。
何とか二時間余りで終了しましたが、午前中早いうちの作業だったので助かりました。



近くにミツバチの巣箱があることから見学しました。


巣箱の手前にある小さな金網はスズメバチを捕獲する罠だそうです。スズメバチがミツバチを食べに来るので、こういった罠が不可欠と言われておりました。


周辺には蜜を得るための花が育てられております。

ごまも育てられていました。

この田んぼの周辺に、幼い頃住んでいた私としては、田んぼの匂いが幼い頃の記憶を呼び戻してくれます。
両親は、私が生まれた頃、調布に住んでおりましたが、環境の良さから国立三中の周辺に引っ越して来ました。
佐藤市長が市長就任直後に農地の有り難さについて触れられ「農家の方々が環境というものを維持していただいていることに感謝しなければならない」という言葉は、その通りです。
東京都でも防災面、環境面から自給率の維持という観点から含めて、都市農業を守るという方向にシフトしていることは正しい選択だと思いますが、最終的には相続税がある限り、都市農業は相続によって常に維持存続が危ぶまれます。
自民党を始め多くの国会議員が「都市部における地価の高い都市地域での農地における相続税を見直すべき」との議論を展開していることは農業委員の一人として嬉しい限りです。
今後とも都市農業を守るという方向で議会や委員会の場で訴えていきたいと思います。
話は変わりますが、青柳地域で農業を営む方から、農作物の盗難が酷いという話がありました。
農作物の盗難は間違いなく犯罪です。
農家の方々が丹精込めて育て上げた作物を、盗むという行為に対して怒りを覚え、以前議会でも一般質問したことを思い出しました。
私も農地の周辺に住んでおりますので、見慣れない人物が農作物を盗難しようとしている姿を見た場合は、然るべき手段を講じて対応して行きたいところです。
その後は、自民党三議連合同会議への出席、消防団第一分団の車両点検という一日を過ごしました。



本日は午前8時より市内公立小学校5年生を対象とした稲作体験水田において、二度目の草取りを行いました。



前回は田車という機械を用いて、稲と稲の間に生えていた雑草を取り除いたのですが、田車では取りきれない雑草が大きくなってきたということから、二度目の雑草取りを実施したところです。






田んぼに入ってみると、田車の通過した場所を避けたと思われる稲の間際に雑草が茂っておりました。

猛暑ということから、半袖の絆ポロシャツで作業したのですが、これが大失敗。

雑草を取る為に稲を掻き分けて、手を伸ばす際に、稲の刃先が鋭い刃物の如く、両腕にかまいたちでも通り過ぎたかのように、細かな傷を付けます。
作業をしている際は無我夢中ですから、それほど痛みを感じませんが、休憩となり、ホッと一息つくとジワジワとした痛みに襲われました。




休憩していると、用水の流れを調整する土嚢袋にミツバチが集まっており、こういった場所でミツバチも給水しているようです。






それにしても腰を屈めて雑草を取るのは非常に疲れる作業で、徐々に足・腰・肩・首が凝ってきました。
仕舞にはアメンボのように四つん這いとなって、腕立て伏せの要領で両手に力を入れながら、表土を削るかのように雑草を根こそぎ取る方法が意外と楽な姿勢だと気付きました。
作業中には、蛙やバッタ、トンボの群れが自然の豊かさを実感させてくれます。

取り除いた雑草の山です。



雑草取り終了後の田んぼです。
何とか二時間余りで終了しましたが、午前中早いうちの作業だったので助かりました。



近くにミツバチの巣箱があることから見学しました。


巣箱の手前にある小さな金網はスズメバチを捕獲する罠だそうです。スズメバチがミツバチを食べに来るので、こういった罠が不可欠と言われておりました。


周辺には蜜を得るための花が育てられております。

ごまも育てられていました。

この田んぼの周辺に、幼い頃住んでいた私としては、田んぼの匂いが幼い頃の記憶を呼び戻してくれます。
両親は、私が生まれた頃、調布に住んでおりましたが、環境の良さから国立三中の周辺に引っ越して来ました。
佐藤市長が市長就任直後に農地の有り難さについて触れられ「農家の方々が環境というものを維持していただいていることに感謝しなければならない」という言葉は、その通りです。
東京都でも防災面、環境面から自給率の維持という観点から含めて、都市農業を守るという方向にシフトしていることは正しい選択だと思いますが、最終的には相続税がある限り、都市農業は相続によって常に維持存続が危ぶまれます。
自民党を始め多くの国会議員が「都市部における地価の高い都市地域での農地における相続税を見直すべき」との議論を展開していることは農業委員の一人として嬉しい限りです。
今後とも都市農業を守るという方向で議会や委員会の場で訴えていきたいと思います。
話は変わりますが、青柳地域で農業を営む方から、農作物の盗難が酷いという話がありました。
農作物の盗難は間違いなく犯罪です。
農家の方々が丹精込めて育て上げた作物を、盗むという行為に対して怒りを覚え、以前議会でも一般質問したことを思い出しました。
私も農地の周辺に住んでおりますので、見慣れない人物が農作物を盗難しようとしている姿を見た場合は、然るべき手段を講じて対応して行きたいところです。
その後は、自民党三議連合同会議への出席、消防団第一分団の車両点検という一日を過ごしました。