石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

3月27日本日は分倍河原駅近くのミナノへ家族で行きました

2009年03月27日 | Weblog
 こんにちは、流石に連夜の午前様で肉体的精神的な疲労が蓄積されているような感じで、体が重く感じました。どうにか平成21年度予算が可決しましたので、その後の新年度スタートは無事に切ることができます。もしも否決となっていた場合は、3か月の暫定予算となりどうすれば可決できるか、という難しい交渉が続いていたことと思います。

 予算を否決するということは、職員さんにとっても非常に辛く先の見えない作業が継続するという精神的な疲労が蓄積されて行くことも、野党議員における打ち合わせで各議員が度々口にしておりました。

 とある職員さんに聞くと、上原前市長時代では当たり前の様に毎年新年度予算が否決され、暫定予算が続いていたそうです。今考えると、今回の松嶋議員と関口市長のように本音で議論を戦わせ、何とか予算を守りつつ最低限の意見を通す交渉を行うことができなかったのではないでしょうか?

 今後は4月末までに議会に示される国立駅周辺まちづくり基本計画案の取り扱いについて大きな争点が現れると思いますが、関口市長におかれましては広く市民に理解を求めることも重要ですが、地権者の一人であるJRにお互いが納得できる案を求める交渉を粘り強く行っていただきたいものです。

 さて、本日は最終本会議がいつ終わるか分からなかったので予定は入れませんでした。この頃は家内も自民党女性部役員として、党費を集めたり桜フェスティバルのバザーに出す商品を集めたりと忙しい日々を過ごしておりますので、息抜きをさせてあげたいと思い、家族サービスを兼ねて家族でつい最近で分倍河原駅徒歩1分の距離にできた「MINANO」(ミナノ)へ行きました。

 
 この建物は1階にはスーパーやドラッグストア、31アイスクリーム等があり2階には衣料品、100円ショップ、サイゼリア、陳さんのマーボー豆腐店、古本屋等が入っており、3階、4階は駐車場となっております。

 4歳となる長女は衣料品店に入ると、うろうろウロウロとあらゆる商品を見ては手に取って喜んでおりました。その中で、幼い子供用のドレスがあり、それを見つめていたのが印象的です。

 どうも男の私にとっては、当ても無く商品を見て回るというのは苦痛以外の何ものではないのですが、4歳児でも女性なのでウインドウショッピングが楽しいように思います。

 こういった建物を見ていると現場監督の視点で見てしまい、雨が吹き込む中通路において水勾配が取れていない関係で、あちこちに水たまりが出来ていたのは気になりました。

 それ程大きな店舗ではありませんが、付近にスーパー等が無い関係で随分とお客が集まっており、清化園跡地に完成が予定されている複合施設も平成23年度完成予定となっておりますので、オープンが楽しみです。

 話は変わって、昨日家内が立身出世の神様として有名な高麗神社へ小平市議補欠選挙に立候補を予定している松本代議士の秘書である磯山亮さんの必勝祈願のお守りを購入してきました。

 ここは埼玉13選挙区で自民党では丸川珠代参議院議員の旦那様である大塚拓衆議院議員が立候補を予定しております。すると、丸川参議院議員が大塚珠代という名前でポスターがあちこちに掲示してあったそうです。

 磯山秘書さんは、国分寺・国立担当として様々な努力をしていただいておりますので、是非とも当選していただきたいと思います。
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3月26日国立市議会において平成21年度予算案が賛成多数で可決されました

2009年03月27日 | Weblog
 こんにちは、昨日は午後11時30分まで予算を可決するために野党議員の一員として様々な交渉を行ってきた石井伸之です。

 本日は午前10時より3月議会の最終本会議二日目の審議が行われ、序盤は何事も無かったかのようにすんなりと議事が進行して行きました。議題の中で、第三公園や多摩川河川敷グラウンドが一時間800円のところを1000円へテニス場を400円を600円へ値上げをする条例案が上程されております。

 松嶋議員の質疑でも「他市並み」ということで値上げを予定しているということですが、現実的に様々な設備投資や費用対効果、利用する場所の地代等を勘案して料金を設定すべきだという点はその通りであると思います。

 さらに私のほうからは、こういった値上げを行うのであれば、還元策としてベースやとんぼ等の常備されている備品の改善を行い、利用者の利用しやすい環境整備をお願いしました。

 その後、午後3時過ぎに平成21年度予算前の議案まで終わらせたところで、野党として予算案における可否の判断を調整したいので、暫時休憩に入りました。

 正直なところ、この時点では3・4・10号線築造を始めとする国立駅周辺まちづくりが進展するような条件が揃ったとは思えず、関口市長からの明確な決断が無い状況下では、予算を可決することはできないと思っておりました。

 それでも、午後4時過ぎにこれで最後の交渉と思い、松嶋議員を先頭に最終的な意志を関口市長へ伝えたところ、地権者の方が訴えてきた部分に譲歩する点が見え、さらに何度かの交渉を行った後に、関口市長が選挙公約では値上げを行わないと言っていたが、市長となって財政状況を考えると様々な値上げという判断をしなければならなかったことや都市計画道路3・4・10号線は12月に基本計画を策定した後に道路認定を行う旨のの文章を議場で発言するということで、平成21年度予算案を可決するという判断を我が会派として行いました。

 大切な平成21年度予算に傷を付けたくないとは思いつつも、3・4・10号線を始めとする国立駅周辺まちづくりが進む担保が無いのであれば、地権者の方々へ淡い期待をさせるだけであって、将来的に何も進むことはありません。

 それならば、ここで全てを諦める決断をする意味で国立駅周辺まちづくりに関する予算は全て削除して、永遠に国立駅周辺まちづくりへの予算は認めるべきではないと考えておりました。

 それでも、関口市長と我が会派の幹事長である松嶋議員の間で、財政的に厳しい中でも何とかして国立駅周辺まちづくりを進めるべきという細く長い一本の糸が切れ掛けそうになりながらも、一筋の光を求めてお互いに2週間以上もの長く厳しい交渉をしていただいた結果によって、ここまで辿りつくことができました。

 松嶋議員からは、正直なところ何度もその細く長い糸はプッツリと切れてしまい「市長との交渉決裂、予算は絶対否決」という言葉を聞かされました。それだけなかなか歩み寄ることのできない関口市長の姿勢に腹立たしい思いをしていたことと思います。

 逆に関口市長としても、3・4・10号線や多額の費用が必要となる国立駅周辺まちづくりに絶対反対の共産党から支援をいただいているという難しさがありながらも、何とかそれを抑えてこういった文章を出すことに与党議員全員の合意を取り付けることは至難の技であったのではないでしょうか?

 そういった幾多の苦難を乗り越えて生み出された3・4・10号線に関する文章は下記のようになっております。

「3・4・10号線について」    2009年3月26日

この度の地権者の皆様からの陳情と、多くの議員からの平成20年度中に決断をしてほしいとのご要望を受けて、議会の財政再建に対するご協力と国立駅周辺まちづくりの前進に対するご協力を頂き、3・4・10号線延伸部分の築造を含む国立駅周辺まちづくり基本計画を12月に策定して参ります。広く市民の皆様に納得頂ける基本計画を策定した後、平成21年12月議会に道路認定または、物件補償調査費の予算(案)を提案させていただきます。

 という文章によって、地権者の方々からもどうにか納得していただき、午後8時10分に議会再開後にこの文章を予算審議前に市長から発言があり、各会派からの討論の後に賛成多数で平成21年度予算案は可決となりました。

 その後は順調に議事が進行し、午後11時40分ようやく全ての議題が終了となり、平成21年度3月議会が閉会となりました。昨夜も午前様だったのにさすがに二夜連続になると体にきます。

 実際は、12月議会へ向けて非常に重い十字架を背負ってしまった訳ですが、少しでも国立駅周辺まちづくりが前進するように努力して行きます。
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