石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

3月12日本日は午後4時55分に予算特別委員会が開かれました

2009年03月12日 | Weblog
 こんにちは、ここ数日様々な交渉が市長・与党議員・野党議員の間で繰り広げられており、表にはどういった状況なのか見えないと思います。どうしてもお伝えできない部分もありますが、少しでも国立市の情報公開を進めていく意味で、お伝えできるところは公表して行きます。

 さて、元気になりつつある長女ですが、それでも夜は痰が絡むらしく、辛そうな咳をしていると家内から聞きました。やはりこういった長女の体調変化に母親としては敏感に反応するので睡眠不足だそうです。

 父親として、長女の咳では目を覚まさず、そのまま熟睡しておりましたので、家内には申し訳ないと思いつつも、正直言って助かります。

 朝になって、長女が私の布団に潜り込んでくると、余りの暖かさに驚きますが、逆にまだ微熱があるのではないかと思ったとおり、37度を少し超える熱がありましたので、休ませるかどうか考えましたが、長女は至って元気にはしゃぎまわっておりましたので、そのまま幼稚園バスに乗り込みました。

 実際に長女の平熱がどれくらいなのか、把握していないのも問題なのですが、もしかすると両親が気付かぬうちに熱が出ているときがあったのかもしれません。しかし、帰ってからは再び熱が出てしまい、薬を飲ませたところ夕方から寝てしまいました。

 さて、本日は午前9時30分に会派代表者会議が開かれ、それを議長が市長に説明し、さらにその後与党会議が開かれ何らかの折衷案が検討されているようです。

 その折衷案が、野党三会派(自由民主党新政会・公明党・明政会)の幹事長に示され、その検討に入ることとなりました。どういった内容なのかここで、お伝えすることはできませんが、ここまで交渉が続けられておりますので、何とか市長にも折り合っていただき、この予算に傷を付けることなく平成21年度のスタートを切りたいと思います。

 我々野党13人の議員に対して、与党幹事長である生活者ネット所属の議員が大変誠実に市長と野党の間を何度と無く行き来していただいたことは心から感謝したいと思いますが、結果的に関口市長は都市計画道路3・4・10号線を進めることはできないという判断から一歩も妥協することはなく、交渉決裂となりました。

 この結果を受けて、午後4時55分に予算特別委員会は再開され、委員長より審議をする状況が整わなかった旨の説明があり、審議未了となったことで議長に戻し、今後の議会運営委員会を経て予算審議は最終本会議に戻されることになります。

 予算特別委員会を締める前に我が会派の幹事長である松嶋議員より発言があり、市長が選挙のマニュフェストで値上げをしないと公表していたにも関わらず、様々な値上げが行われることは市民に説明がつかないので、それを公に陳謝していただきたいということと、国立駅周辺は全体的に進めるならば都市計画道路3・4・10号線も同時に進めるということで、道路認定か意向調査の費用を付けるべきと訴えましたが、それも聞き入れられなかったことを非常に残念に思うものでした。

 それでも、3月25日の最終本会議に向けて、3・4・10号線を含めたまちづくりに理解を示すことの無い共産党を除いた、民主党や生活者ネットワークといった良識ある与党議員との折衝の中で、何とか平成21年度予算可決に向けて最後の最後まで諦めずに努力して行きます。

 関口市長が国立駅周辺まちづくり基本計画を作る為に、180万円余りの予算が計上されておりますので、本気になってそれを進める覚悟があるのならば、財政再建と同時並行にまちづくりを進めて行くべきではないでしょうか?

 3・4・10号線は先延ばしにしますが、国立駅周辺まちづくりは進めますという矛盾した答弁は詭弁に過ぎません。関口市長自身が一体的なものと答弁しているのですから、両方を進めるのが市長としての責務であると考えます。

 是非とも市民の皆様には、共産党を除く全ての議員は道路築造を含めた国立駅周辺まちづくりを大局的かつ総合的な形で真剣に考え、多少の温度差はあるもののこれを前に進めて行きたいと考えております。確かにお金は必要ですが、計画の内容によっては金銭的に国立市の負担を軽くするプランはこれからでも十分に検討可能です。

 残念ながら共産党は、そういった考えに応じていただけないという雰囲気が見え隠れしておりますが、松嶋議員も言っていたように新たな与野党議員の協力体制を構築する為には、一番良い機会がこの平成21年度予算案への対応であったように思います。

 こういった交渉の中で、我が会派の幹事長である松嶋議員には、13名の野党議員の代表として、市長や与党議員との折衝を先頭に立ってまとめるべく、様々な形で努力をしていただきました。私より一つ歳が上でしかありませんが、関口市長や経験の長い議員に対しても堂々と交渉を進めていく手腕は、見習うべきところが多々ありました。

 議長もいろいろと動いていただきましたが、それにもまして副議長が3・4・10号線絶対反対をお題目のように唱える共産党と良識のある与党議員との板挟みになりながらも関口市長や我々野党議員と粘り強く交渉を行っていただいたことは、私個人的には絶賛の拍手をしてその苦労に応えたいと感じました。

 諦めが悪いと言われるかもしれませんが、国立駅周辺の将来と小中学校の耐震補強工事や矢川駅新駅舎建設工事等の大切な平成21年度予算がかかっている時期ですので、何か良い方法が無いか考えて行きたいと思います。
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