石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

10月24日午前2時頃出火報が鳴り響きました

2008年10月24日 | Weblog
 こんにちは消防団第一分団の石井伸之です。最も深い眠りの中にあった24日午前2時前「出火報鳴ってる」という、家内の声で目が覚めました。

 恥ずかしい話ですが、家内が起こしてくれなかったら、間違いなく布団の一部になっていたところです。しかし、熟睡の真っ只中から起こされたものの、なかなか動けません。

 パジャマを脱いで作業服を着るまではよいのですが、ボタンがなかなか止まりません。こんなところを長女に見られたら「パパ、あたしがとめてあげる」と、言われてしまうことでしょう。

 もたこらしながらも、着替えて消防小屋へ向かうと既に何人もの団員が集まっており、通報場所の確認や耐火服への着替えを行っておりました。これだけポンプ車の運転に慣れた方が多くいるので、私が運転することは無いだろうと思いましたが、経験を積む意味でもポンプ車の運転を任せていただきました。

 いつものことですが、赤色灯を回して、サイレンを鳴らしながら走るのは緊張します。その中でも一番気を使うのは、赤信号を横断することです。特にこの深夜ですから、一般車両の平均速度は通行車両の密度に比例して、車の性能を如何無く発揮しております。

 そんなところに、幾ら緊急車両だからといって不用意に赤信号へ進入すれば、二次災害となってしまうのは間違いありません。そんなことから、急ぎながらも次の赤信号を凝視しながら「青になれ、青になれ、早く青になれ」と、雨乞いをする祈祷師のように念じながらハンドルを握っております。

 それでも仕方なく赤信号に入るのですが、こういった時にタクシードライバーの方は非常に優しく、きっちりと我々の通過まで停止していてくれます。

 無線で告げられた場所は、大学通り沿いの国立駅に近い場所で、2階にファミリーレストラン、1階にファーストフードの入っている店舗でした。既に無線で煙は見えていないことから火は出ていないと思いましたが、やはり現場でも火の気は無く、誤報であることが確認されました。

 出動報告書を記入して、消防小屋に遅れて来た団員がいないか確認し、10数分としないうちに撤収となりました。行きに比べて、帰りの運転はどれだけ楽なことか、第一分団の先輩からは「帰りのほうが運転がスムーズで素早い」と、冷やかされる始末です。

 帰宅すると、3時前になっており、熟睡して「ムニャムニャ」言っている長女の脇に敷いてある布団に潜り込みますが、一度興奮してしまうとなっかなか寝付けません。もそもそしていると、徐々に長女が私の布団に侵入してくるので、それを押し戻したりしておりました。まあ、長女のかかと落しが来なくなったのは安心しておりますが、寝付くまで軽く1時間はかかったかのように感じました。

 それでも本火災ではなかったので、1時間ほどで戻れましたが、燃えていたら間違いなく朝帰りだったと思います。これから師走に向けて空気が乾燥してきますので、火の元には十分お気を付けください。特に、てんぷら鍋を火にかけたまま、台所を離れないようにしていただければと思います。
コメント (3)
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