先日、自宅のパソコンが壊れてしまいました。
自宅のパソコンはシャープのメビウスというパソコンでした。2004年に既に裸眼3Dを製品化していた画期的なパソコンだったのですが、本格的に3Dを使うことなく、普通のメールだけを使用していただけでその寿命を全うしました。OSはWindowsXPだったのでその寿命は長かったかも知れません。
シャープは既にパソコン生産を終了していますし、会社の経営そのものも再建中です。私はX1からのユーザーでしたので寂しく思っております。
思うにITの寿命は非常に短いと思います。せいぜい数年、寿命は加速的に短くなっているような気がします。例えば、スマホの寿命はそのバッテリーの寿命に準じ、せいぜい2年ほどでしょう。私はバッテリーを交換しましたが、最近、急に迷惑メールが多くなり、スマホそのものの使用を止めようか?とも思っています。
自宅のパソコンではdionのメールを敢えて生かしていましたが、この機会にメールアドレスも変更します。メールアドレスの変更は十数年ぶりとなります。それも寿命だと思います。
人間の寿命は長くてもせいぜい百年、「百年」というタイトルでは既に書いています。
人の寿命に比べるとペットの寿命は短く、人はいつも悲しい思いをしています。人の寿命に比べると石の寿命は長く、人は残される石の心配をしなければなりません。
石の寿命はどの位なのでしょうか?
ブレスレットが切れるのはゴムの寿命であって、石の寿命ではありません。
鉱物の寿命はものによって違います。
私は何年か前にハンクス石を粉にしてしまった経験があります。それは大きな両錐の立派な結晶でしたが、それは湿気に弱く、気付いた時は粉になっていました。岩塩もそうですし、黄鉄鉱や白鉄鉱も湿気には弱い鉱物です。一部の鉱物は水分や湿気に気を付けなければなりません。鉱物の寿命はその置かれた環境に大きく影響されます。
地球の地上という環境で安定的な鉱物は恐らく億年単位の寿命を持つとは思います。
自然界では陽子崩壊は10溝年以上と言われています。溝は10の32乗です。
そんなに長い寿命ではなく、地球の鉱物の寿命はどうなのでしょうか?答えは太陽の寿命に係っていると思います。太陽の寿命はあと約50億年と言われています。その頃は地球の軌道よりも巨大化した太陽が地球を飲み込んでしまうでしょう。地球の鉱物の寿命です。
人の寿命と石の寿命は比較になりません。
どうも石の寿命の心配をする必要性はないでしょう。