いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

ボランテイアはいいから会社や自営頑張って!

2005-06-07 | Weblog
 区内には、多くのボランテイア団体がある。社会教育団体、社会貢献団体、PTA関係団体、青少年育成諸団体、町会等地縁関係団体等、その数は相当である。これらの活動の根幹を支えていただいているのは、区内の中小企業社長、商店主である。

 ところが、バブル華やかれし頃はよかった。社長や商店主が、地域活動に出かけていても、会社やお店はなんとかなった。ところが、今や、そんな甘い時代ではない。経営者自ら先頭にたって、会社や商店をひっぱっていかなければ、お先は真っ暗である。

 残念ながら、地域活動に熱心な方々の生業は、厳しいのが現実である。以前、金融機関の支店長に、危ない会社の簡単な見分け方をうがったことがある。それは、概略以下のようなものだ。

①経営者が、公職(各種団体)の役職につき熱心になる
②経営者が外車に乗る
③経営者がゴルフでハンデイ、シングルになる
④経営者の夫婦仲が悪くなる
⑤会社、店、家の整理整頓ができない

 昨日も、知人の店にある物を買いに行ったら、看板だけあって、カーテンは閉まっており、閉店した様子である。以前から、地域活動には熱心だったが、店は臨時休業が多かった。ああ!やっぱり。閉まったカーテンが寂しそうだった。残念である。

 はっきり言う。地域活動をやる前に、まずは、自分の会社、店で利益を出すべきである。利益が出てこそ、会社は存続できるし、給与も払える。家族も喜ぶ。借金で苦しんで、納税すら出来ない経営者は、ボランテイアをすべきではない。

 自分や社員さんの食い扶持すら満足に稼げない人間は、人の事は考えなくてもいいとすら思う。よく、成功した人間が「世のため人のためを考えたら会社が成功しました」などと言っている。はたして本当だろうか。成功した結果、そう言えるのではないだろうか。

 町会や各種団体は大丈夫!あなたがいなくても。でも、あなたの社員さん、店員さん、家族は、あなた(社長さん)が頼りです。どうか、ボランテイアは、会社やお店、家族の次に考えて下さいナ。

 腹がたったら、上記の5原則をもう一度見て欲しい。あてはまったら、明日から、ボランテイアは止めて、経営だけに目を向けて欲しい。きっと、3年後には、5年後には、もっと大きな会社に、店になり、社会貢献できるはずだから。