撮りさるく

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旧岩谷堂共立病院から見た及政旅館

2021-05-27 05:51:59 | 岩手
2021年4月23日(金)岩手県指定有形文化財 旧岩谷堂共立病院訪問記


1階展示室から上階に上がれるようなので上がってみた。結構急な階段だ。



2階。何もなかったが



吹き抜けが見えてちょうど見学に訪れていた幼稚園のちびっ子達が説明員の女性の話を聞いているのが見えた。



3階。薄暗い。
何もないと思ったが、1階へ戻った折に説明員の女性から壁に字が書いてあったでしょうと言われ写真を見たら確かに何か書いてあるのが判る。



この階段を上がって最上階の4階を目指す。



4階は四方にガラス窓があって眺望がきく。説明員の女性の話では、窓にはめ込まれているガラスは明治時代のものなのだそうな。



西の眺めは作家の菊田一夫が戦時中に疎開していた及政旅館が見えるという。



西の眺めの説明



説明通りに明治のガラスを通して及政旅館が見えた。菊田一夫はこの旅館から旧岩谷堂共立病院を眺め「鐘の鳴る丘」の着想を得たという。
説明員の女性から聞くところ 建屋はあって今も人が住んでいるが旅館自体は廃業したらしいので「旧 及政旅館」というべきか。


景色を堪能したので1階へ降りたが

3階から2階へ降りる階段の天井部に頭上注意とあった。
激しく一部が摩耗していたので大方の訪問者はここで頭をぶつけるのだろう、筆者もめでたくその仲間入りを果たした。



建物内の見学を終えたので周囲を散策する事にした。以下次号