撮りさるく

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おせんころがし

2021-01-19 07:08:39 | 千葉
2020年10月20日(火)千葉県勝浦市出張。
安房鴨川のトヨタレンタカーでクルマを借りて訪問先下見後、宿へ向かう途上15時52分、国道沿いの駐車スペースにクルマを停め


砂利道を歩いて



おせんころがしに向かった。標識に沿って砂利道から左側の歩道へ進む。



歩道は舗装されていたがススキが大量に生い茂り薄暗い。日没後は絶対に来たくない所だ。


歩道を歩いて行くと行き止まりになっていて

15時55分、眼前にこのような景色が飛び込んできた。
しかし眺望がきくのは正面の海だけで、左右の視界は雑草に遮られ全く効かない。



行き止まりの左手にはこのような碑が建っていて少しびっくりした。「孝女お仙之碑」とあったので一礼。



おせんころがしの説明板。海岸から高さ20mある崖が4km続いている場所をおせんころがしという。崖沿いには昔の旧道も一部残っている。

おせんころがしという名前の謂れは幾つかあって 千葉県HPのものと 勝浦市商工会HPのもので微妙に違っている。他にもいくつか説があるかもしれないが、いずれにしても物悲しい伝承である。


「孝女お仙之碑」の左側に崖に入れる場所があった。立ち入り禁止だったが自己責任で少しだけ立ち入って

南を望む。逆光で良く見えない。



北を望む。崖がつづいてこれ以上は進めない。ちょっとビビる。



足元はそんなに高さを感じなかったが、後刻遠望したら相当な高さの崖だった。転がり落ちたら命はない。
立ち入ってはならぬと思った。



元来た道を戻って



国道沿いの駐車スペースに至った。
以下次号