帰省中暇なので、息子を連れて安上がりな電車の旅へと出ました。
長崎市民がいう「電車」とは路面電車を指し、その他の地上を走る鉄道はすべて「汽車」となります。新幹線もブルートレインも湘南新宿ラインもすべて「汽車」です。
「電車はどこまで乗ったっちゃ100円やっけんおいんごたっ貧乏人は助かっばい」(訳 路面電車はどこまで乗っても100円だから僕のような貧乏人は助かるなあ)といいながら家を出ようとすると、妹が「兄ちゃんいつん話ばしよらすとね。いま120円に上がっとっとよ」(訳 兄さんいつの話をしてらっしゃるのよ。今120円に上がってるのよ)と言ってきた。
妹の亭主が「お兄さん、一日乗車券ば買わしたらどがんですか。大人500円、子供は半額ですよ」と言ってくれたが「じげもんの一日乗車券げな買わるっや。」と言いつつ妹の亭主に最寄の電停までクルマで送ってもらう。
長崎電気軌道株式会社の赤迫電停。
車内には鉄ちゃんのために電車の経歴を書いた説明板がある。下半分の「吉宗」は「よっそう」と読む長崎市民なら誰でも知っている茶碗蒸しが名物の料亭。
車内。始発はガラガラだが、次の住吉電停から満員となる。ここから
蛍茶屋という終点まで乗車、120円使用。ついでここから
石橋まで120円。
石橋電停はグラバー亭や大浦天主堂、オランダ坂が程近い。さらにここから西浜の町というところまで乗車120円、その後繁華街を歩いて
正覚寺下まで歩く。思案橋や浜の町といった長崎市の繁華街が近い。
このあと女房、娘、妹夫婦と落ち合うため、茂里町(もりまち)というところまで乗りました。途中の観光通という電停から長崎駅前までは都会の満員電車なみの込み具合。
長崎駅前で満員の乗客の8割位が降りますので、その後の車内の雰囲気はのんびり、かつけだるいものとなります。
仲むつまじい親子連れ、気難しそうなお爺さん、部活帰りの高校生、訳のわからなそうなヤンキーなど、それぞれの人生を乗せて、今日も長崎電気軌道は120円で走り続けます。
長崎市民がいう「電車」とは路面電車を指し、その他の地上を走る鉄道はすべて「汽車」となります。新幹線もブルートレインも湘南新宿ラインもすべて「汽車」です。
「電車はどこまで乗ったっちゃ100円やっけんおいんごたっ貧乏人は助かっばい」(訳 路面電車はどこまで乗っても100円だから僕のような貧乏人は助かるなあ)といいながら家を出ようとすると、妹が「兄ちゃんいつん話ばしよらすとね。いま120円に上がっとっとよ」(訳 兄さんいつの話をしてらっしゃるのよ。今120円に上がってるのよ)と言ってきた。
妹の亭主が「お兄さん、一日乗車券ば買わしたらどがんですか。大人500円、子供は半額ですよ」と言ってくれたが「じげもんの一日乗車券げな買わるっや。」と言いつつ妹の亭主に最寄の電停までクルマで送ってもらう。
長崎電気軌道株式会社の赤迫電停。
車内には鉄ちゃんのために電車の経歴を書いた説明板がある。下半分の「吉宗」は「よっそう」と読む長崎市民なら誰でも知っている茶碗蒸しが名物の料亭。
車内。始発はガラガラだが、次の住吉電停から満員となる。ここから
蛍茶屋という終点まで乗車、120円使用。ついでここから
石橋まで120円。
石橋電停はグラバー亭や大浦天主堂、オランダ坂が程近い。さらにここから西浜の町というところまで乗車120円、その後繁華街を歩いて
正覚寺下まで歩く。思案橋や浜の町といった長崎市の繁華街が近い。
このあと女房、娘、妹夫婦と落ち合うため、茂里町(もりまち)というところまで乗りました。途中の観光通という電停から長崎駅前までは都会の満員電車なみの込み具合。
長崎駅前で満員の乗客の8割位が降りますので、その後の車内の雰囲気はのんびり、かつけだるいものとなります。
仲むつまじい親子連れ、気難しそうなお爺さん、部活帰りの高校生、訳のわからなそうなヤンキーなど、それぞれの人生を乗せて、今日も長崎電気軌道は120円で走り続けます。