トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

古代史の旅へ 諏訪神社(常滑市)

2015年01月14日 | データ
先に読んだ「信州地名の由来を歩く」から古代の世界へ引きずり込まれた。

諏訪神社(長野県)の祭神:建御名方神(タケミナカタノカミ)は国譲りで天津神に敗れ出雲から逃れここを永遠の地とした事や元々海洋民族の安曇族も九州北部から現在の安曇野市付近に移住し穂高神社を祭った。(磐井の乱が原因?)

興味を持った繋がりは
・信州地名に興味→諏訪族・安曇族→出雲族→大和族→国譲り→天孫降臨→古事記・日本書紀
・善光寺→伊那善光寺→本田善光→物部・蘇我の神仏戦争→仏教伝来→聖徳太子→古事記・日本書紀
・古事記・日本書紀→神話→神々の系図

で図書館で何冊か借りてくる。

記紀(古事記・日本書紀の事)は勝者(天津族)の歴史書なので当然ながら勝者の都合の良いように書かれている。
この記紀と各地方の風土記(出雲風土記など)や遺跡、伝承から古代を見据える。

・・・・で
古代史への旅が始まった。


そこで身近な所で地元の神社でも行くことに。
まずは地元の諏訪神社を初詣がてら訪問。

基本的な神社境内図と同じ。
鳥居は神明鳥居
鳥居:鳥の止まる所、取り入れるに由来する。

※由緒
建御名方神(タケミナカタノカミ)
・八坂刀売神(やさかとめのかみ)->建御名方神の妃神

建御名方神は素戔鳴尊(スサノオ)の子孫である大国主命(オオクニヌシノミコト)の子供で「国譲り」で反対したが力比べで負けて諏訪に逃れそこを永遠の地とした。

摂社の八百比丘尼 (やおびくに)を祀った八百姫神社のノボリが。
※手水舎(ちょうずや)

左の一番大きな社が諏訪神社の本殿、秋葉神社、山の神神社、八百姫神社である。
ノボリは全て八百姫神社の物。
二人で諏訪神社の拝殿からお詣りをした後、不老長寿の八百神社。
次に台所の我が家の神(妻)は火の神様である秋葉神社をお詣りする。
祭神は火之迦具土神(ひのかぐつちの かみ)

山登りの安全を祈願し私は「山の神神社」をお詣りする。
この神様は大山祇神(オオヤマツミノカミ)で伊弉諾(いざなぎ)尊・伊弉冉(いざなみ)尊の子で天照とは兄弟神となる。

摂社の八百比丘尼(やおびくに)は知らずに食べた人魚の肉で八百年の命を得たとされる伝説が残る。
社の梁には人魚が掘られている。


こんどは諏訪大社をじっくり訪れたい。
ここにはミシャグチ神など更に深い繋がりがある。

-------------------------------------
名称:諏訪神社
住所:愛知県常滑市金山菖蒲池61
御祭神:
・建御名方神(タケミナカタノカミ)
・八坂刀売神(やさかとめのかみ)
摂社神:
・大山祇神(オオヤマツミノカミ)
・火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)
・八百比丘尼(やおびくに)
創建:明暦4年(1658)
-------------------------------------


コメントを投稿