中央アルプスで雷鳥が見つかり(北アから飛来)環境省が繁殖を目指しているそうです。(テレビ放映)
(中央アルプス駒ヶ岳におけるライチョウ卵移殖試験)
1969年に目撃されたのがここでは最後。
1967年のロープウェイが開通したので数年後に絶滅したようだ。
原因は残念ながら人間ですね。
登山中に雷鳥に遭遇することがある、早朝だったり、曇天やガスが出ている日などによく出会う。
絶滅危惧種である雷鳥は色々な形で保護乗り出したばかりだ。
そんな雷鳥の事をチョット調べてみました。(出典:Wikipedia)
■雷鳥の生息地
日本にはライチョウが本州中部地方の高山帯(頸城山塊、飛騨山脈、御嶽山、赤石山脈)のみに生息する。
日本の生息地が、ライチョウの南限である。
現在の分布北限は新潟県頸城山塊の火打山と焼山、分布南限は赤石山脈(南アルプス)のイザルガ岳である。
江戸時代以前の文献では蓼科山、八ヶ岳、白山にライチョウが生息していたと記録。
■雷鳥の生息数
データは古いが2005年の調査によれば
新潟県頸城山塊の火打山と新潟焼山に約25羽
北アルプス朝日岳から穂高岳にかけて約2000羽
乗鞍岳に約100羽
御嶽山に約100羽
南アルプス甲斐駒ヶ岳から光岳にかけて約700羽生息しているとみられる。
日本国内では合わせて約3000羽程度が生息していると推測されている。
■雷鳥が減る原因
猛禽類や肉食動物の捕食(オコジョ、テン、キツネなど)
餌の競合による植生の破壊(ニホンジカなど)
登山者が残す残飯を求めて捕食者侵入(アカギツネ、テン、ハシブトガラス、チョウゲンボウ)
今までに遭遇し写真に撮れたものは。
↓
●2008.7.27 南ア:仙丈ヶ岳
初めての遭遇、コンデジでズームじゃこんなもんかな。
早朝の晴れでした。
雛が4羽程。
●2010.5.5 北ア:奥大日岳
この時この稜線は私だけなので出てきたのでしょう。
背景は劔岳の北方稜線、この時には室堂近くにも何羽か遭遇。
●2010.7.19 北ア:薬師峠
薬師岳、黒部五郎を登り折立へ降りる途中で遭遇。
●2010.8.11 北ア:三俣蓮華岳
親子で朝の散歩中。
●2011.8.11 北ア:双六岳
悪天で新穂高まで下山する途中です。
この日は高天原から一気に新穂高まで下山。
●2012.7.28 南ア:聖岳
奥聖の稜線は静かでした。
・2012.9.14 北ア:烏帽子岳
●2013.7.19 南ア:小河内岳
・2013.7.19 南ア:烏帽子岳
目の前で豪快な砂浴びを長時間披露。
・2013.7.20 南ア:塩見岳
・2013.7.20 南ア:蝙蝠岳
・2014.4.26 南ア:仙丈ヶ岳
●2014.5.3 聖岳山頂の雷鳥の足跡のみ。
雪がたっぷりの聖岳でした。
●2014.7.26 南ア:烏帽子岳
南アを8泊9日で縦走中に唯一遭遇。
雛
遠くを見てます。親子ですね。
●2016.8.7 南ア:兎岳
雷鳥を守るには人が入らなければ一番良いのですが・・・・
捕食者も標高を上げているので・・・・保護が必要です。
登山者ができる事。(当たり前のことですが)
※ライチョウを守ろう!(「ライチョウ見守りキャンペーン」ポスター)
・ごみを捨てない!野生動物に餌を与えない!
・登山道から外れない!植物を採らない!
・追い回さない!
こんばんわ。
シャッターチャンスを逃した雷鳥さんも多くあります。
最初の頃はコンデジなのでなかなかレンズに上手く入りません、デジイチにしてからはズームもスムーズでレンズ内に上手く収まるようになりました。
雷鳥を見つけた情報も何度か連絡しています。
山や自然や山の住人を大切にする登山者で在ありたいと思います。
私もよく雷鳥さんと会いましたが,たいがい慌ててピンボケデス。
雷鳥の写真だけ直ぐ出てくるのですね。整理がお上手~