かぶれの世界(新)

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葉桜下の桜祭り

2018-04-06 14:20:51 | 日記
昼食前にケヤキ並木から大國魂神社を経て東京競馬場を通り遊歩道を散歩した。日曜日に花吹雪で美しかった桜は散り、すっかり葉桜になってしまっていた。入学式を終えて遊歩道を歩く親子連れに相応しいはずの桜は散ってしまった。先月末に娘と孫が来てくれた頃が満開だった。

その時行った府中の森公園には4月8日まで桜祭りが続き、最後にパレードを予定していた。我々は8日までに間違いなく桜は散っている、近年の温暖化を考えると1週間早めるべきだと口々に話した。だが、家内によれば1年かけて祭の準備をしたのにそう簡単に変えられないのだそうだ。

60年前頃の子供の時にいた実家のある愛媛県大洲市でも、春休みの間に桜は満開になりいざ入学式の日には桜は殆ど散っていた時があった。旧暦でお節句の4月3日に花送りと言って満開の山桜の下で食事をした記憶がある。しかし、入学式に桜というのは民族的に刷り込まれた絵だ。そして桜祭りは4月の最初の日曜日と決められ、そう簡単に変えられないようだ。

入学式から帰る晴れ着の親子に聞くと、今年の新入生は120人位だったそうだ。ここは子育てに手厚い補助があり若夫婦に人気があると聞いたことがある。一方、私の通った田舎の小学校では3校統合後も昨年37人だったという。昨年5月に山間部に行く機会があり、近くの廃校跡を見るだけで心が暗くなった。そこにも沢山の桜の木があったが、残された地元の人々は花見をしたのだろうか。■

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